GVMは、RubyのRVMのGo版のようなものです。
GVMをインストールすると、自動的にGOROOTとGOPATHが定義されます。後述していますが、GOPATHの管理は面倒なので、GVMにやってもらうと楽です。
インストール
bash < <(curl -s https://raw.github.com/moovweb/gvm/master/binscripts/gvm-installer)
読み込ませる
source ~/.gvm/scripts/gvm
Linux環境の前提
下記のパッケージが必要です。
- curl
- make
- binutils
- git
- mercurial
- bison
- gcc
Mac環境の前提
- mercurial
- Xcodeコマンドラインツール
FreeBSD環境の前提
- bash
- git
- mercurial
使い方
バージョン指定してgoをインストール
gvm install go1.2
切り替え
gvm use go1.2
インストールされているgoの確認
gvm list
gvm gos (installed)
go1
=> go1.2
=> この印が現在アクティブになっているgoですね。
GOROOTと、GOPATH
標準では、
/home/user/.gvm/gos/go1.2
/home/user/.gvm/pkgsets/go1.2/global
ここになっています。
GOPATHを作ったりするには、gvm pkgsetを使います。
$ gvm pkgset create mygopath
$ echo $GOPATH
/home/user/.gvm/pkgsets/go1.2/global
$ gvm pkgset use mygopath
Now using version go1.2@mygopath
$ echo $GOPATH
/home/user/.gvm/pkgsets/go1.2/mygopath:/home/user/.gvm/pkgsets/go1.2/global
pkgsetを消すには、gvm pkgset delete mygopath
のようにします。