この記事はSchoo Advent Calender2024の11日目の記事になります。
みなさんこんにちは!株式会社Schoo 新卒1年目の南上です!
意気込んで入社し、気がつけば2025年も目前。自身の成長や誰かの役に立つといった「喜び・楽しみ」だけではなく「苦悩」する場面など多くの経験ができました。この記事では新卒のプロダクトマネージャーとしてこれまでぶち当たった壁とそこかから得た学びをお伝えしたいと思います!
Schooのプロダクトマネージャー
「世の中から卒業をなくす」をMissionに、環境や場所にとらわれることなく、学びを通じてすべての人が未来を切り開くことができる社会を作ることを目指してプロダクト作りを日々行っている
教育業界にインパクトを与えるサービスを提供したい!
私は、高校受験に向けた学生指導を経験してきました。幅広い学力層、個性豊かな子どもたちがいる中で「現在の教育は本当に子どもたち一人一人に適した"学び"なのだろうか?」
一方的な指導や非効率で昔ながらの働き方をアップデートできていない環境にモヤモヤした気持ちを抱えるようになりました。
「世の中から卒業をなくす」
このMissionを掲げるSchooを見つけたとき、モヤモヤしていたことを"私×Schoo"で解決できると思いました。人々に"学び続ける場"を提供することを通じ、大人も子どもも未来に向けてアップデートし続けることで"持続可能性のある学び場"を実現できるのではないかと考えるようになりました。
内定をいただき入社して数カ月経った今でも、その想いを持ち続けています。
ぶち当たる壁を乗り越える日々
入社後3週間の新卒研修の最終日の配属発表。プロダクト企画部門配属でプロダクトマネージャーになってほしいと言われました。当時プロダクトマネージャーという職種の理解がほとんどなかったので予想外の配属先でした。ただ、「世の中から卒業をなくす」というMission実現のためにプロダクトを通じて関われることに大きなワクワク感を抱き、新米プロダクトマネージャーとして業務をスタートさせました。
"仕組み"を理解する
配属されてから、日々のミーティングで一番感じたことは「全然分からない!」でした。もともと開発知識がほぼゼロの状態だったので、耳にする言葉は初対面のものばかりで全く頭に入らないこともありました。
「全然分からない!」理由は"仕組み"を理解できていなかったからです。当時の私は、モグラたたきのように出てくる単語に対してすべて調べて知識を増やそうとしていました。単語を知って話を理解したつもりになっており、本質を見抜けていなかったのです。しかも時間もかかる。「まずは"仕組み"を理解しよう!」上司との1on1の中でアドバイスをいただきました。そのアドバイスによって、新しい話題が出たときには、その話題が挙がっている背景や関係するステークホルダーなど、まずは大枠を捉えようと先輩に質問していきました。これにより、「全然分からない!」という状況はほとんどなくなり、「大体は分かっているから、あとは細かい単語を調べよう!」という状態に持ち込むことができています。
"なぜ"やるのか?
7月、初めて企画する場面が訪れました。それは、WEB版とアプリ版で異なっている仕様を改修するというものでした。プロダクト理解の一環で、異なっている仕様を発見したため、私は「統一しましょう!」と解決策ばかり周囲の方に提案していました。しかし、その解決策で合意が得られるどころか、議論を進めることすら全然できておらず自分語りと少しの質問タイムで終わることが多かったのです。
"なぜ"やるのか?ということが全く伝えられていなかったことが理由でした。WEB版とアプリ版での仕様差分によって「お客様が何に困っているのか?」「困っている原因は何なのか?」、自分の中で整理できておらず、それに対する共通の認識を持たないまま、解決策を提案していたのです。プロダクトマネージャーはエンジニアやデザイナーはもちろん、あらゆるステークホルダーと協働していく必要があります。協働のためには、単に「やる!」ということだけでなく"なぜ"やるのか?を伝えていくことが大事であると学びました。実践を重ねるごとに、周囲の方とのコミュニケーションがスムーズになり、対話しながら物事を前に進められるようになっていきました。
まとめ
新卒プロダクトマネージャーとしてぶち当たった壁とその乗り越え方についてお伝えしてきました。似たような環境で働く方、新卒育成に携わる方、プロダクトマネージャーに興味を持っている方に少しでも参考になっていればとても嬉しく思います!
Schooは「世の中から卒業をなくす」をMissionに掲げています。その実現のためにも、まずは私自身が学び続けたいと思っています!その過程での学びは今後も発信してまいります。お付き合いいただきありがとうございました!
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