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Ruby on rails を初心者向けに解説④ ~命名規則とform_Tagの使い方について~

Last updated at Posted at 2020-05-21

はじめに

今回は前回の記事の続きになります。

よろしければ以前の記事も御覧ください。

Ruby on rails を初心者向けに解説①
Ruby on rails を初心者向けに解説② ~リンクの作成~
Ruby on rails を初心者向けに解説③ ~データベースの作成~

Railsの命名規則について

ここまで、コントローラーやモデルを作成してきました。

それらには、命名規則があります。学んでいきましょう。

Modelの命名規則

モデルとは、データベースを作成するための設計図です。

設計図は一つであるため、モデルクラス名は単数形で作成します。

テーブルは、そのモデルのデータが複数あるため、自動的に複数形で表されます。

前回の記事でuserという名前でモデルを作成しました。

そうすると、usersという名前でテーブルが作成されます。

また、クラス名はUserというふうに、最初が大文字になります。

Viewの命名規則

Viewフォルダは配下に複数のファイルを持つため、複数形になります。

Controllerの命名規則

Controllerは複数のアクションを持つため、複数形で作成します。

データベースにデータを登録

以前の記事では、railsのコンソールを使用してデータベースにデータを登録しました。

今回は、ブラウザをユーザーに操作してもらうことでデータベースにデータを登録しましょう。

その前に、一度データベースの確認を行います。

ターミナルに以下のコマンドを打ち込みましょう。

rails dbconsole

次のコードでカラム名の表示をONにできます。

sqlite> .headers on

この状態で、次のSQLの文を書くと中身を確認することができます。

sqlite> select * from users;
id|name|password|created_at|updated_at
1|poco|maru|2020-05-20 10:50:13.177731|2020-05-20 10:50:13.177731

現在は、usersテーブルにnameカラムとpaswordカラムが格納されていることが分かりますね。

それでは、入力フォームを作成してユーザーから送られてくるデータをデータベースに格納してみましょう。

/users/new.html.erbファイルに以下のコードを書いてください。

new.html.erb
<%= form_tag("/users/create") do %>
  <p>ユーザー名</p>
  <input name="name">
  <p>password</p>
  <input name="password">
  <input type="submit" value="送信">
<% end %>

form_tagは、viewファイルからコントローラーに何か値を送ったり、削除したりするときに使います。いわゆるPOSTリクエストと呼ばれるものです。getリクエストとpostリクエストの違いについては、こちらの記事を参考にしてください。
type="submit"となっているボタンがユーザーから送られると、users/createに対応するpostリクエストが実行されます。

今回は、以下のようにルーティングしています。

routes.rb
post "users/create" => "users#create"

つまり、上記のデータはusersコントローラーのcreateアクションに送信されます。createアクションでは以下のコードを書きます。

users_controller.rb
def create
  user = User.new(name: params[:name], password: params[:password])
  user.save
end

このコードで、userモデルのUserクラスを用いて、データベースのusersテーブルにデータを格納しています。

form_tagで送られてきたデータにおいて、name属性が指定されているタグが存在した場合、コントローラー内においてparams[name属性]として値を扱うことができます。

この場合、<input name="name">内の値がparams[:name]に、<input name="password">の値がparams[:password]に格納されます。

その送られてきたデータに対してUser.new(name: params[:name], password: params[:password])を用いることでモデルを作成し、データベースに格納しています。

ユーザーからは以下のようになっています。

image.png

この状態で送信を押してみましょう。すると、usersコントローラーのcreateアクション内において、thisという文字列がparams[:name]に格納され、testという文字列がparams[:password]に格納されます。

以下のようにデータを格納することができました。

3|this|test|2020-05-21 05:30:36.718523|2020-05-21 05:30:36.718523

しかし、このままだと送信を押しても特に変化はありません。退屈なので、他のファイルにリダイレクトさせましょう。

送信を押した場合にリダイレクト

送信を押すとusersコントローラーのcreateアクションが実行されるので、このcreateアクション内にリダイレクトのコードを書けば、他のファイルにリダイレクトされるようになります。

usersコントローラーに以下のようにコードを追記しましょう。

users_controller.rb
def create
  user = User.new(name: params[:name], password: params[:password])
  user.save
  redirect_to("/users/index")
end

このように書くと、送信を押した場合に/users/indexに対応するファイルにリダイレクトされます。

ちなみに、リダイレクトを書く場合は、パスの書き始めに/を入れることを忘れないようにしてください。

終わりに

今回の記事はここまでになります。

お疲れさまでした。

よろしければ以下の記事も御覧ください。

Ruby on rails を初心者向けに解説⑤ ~データベースの編集と削除~

Ruby on rails を初心者向けに解説⑥ ~バリデーションの作成~

Ruby on rails を初心者向けに解説⑦ ~フラッシュの実装~

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