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Ruby on rails を初心者向けに解説⑤ ~データベースの編集と削除~

Last updated at Posted at 2020-05-23

はじめに

今回は以前の記事の続きになります。

よろしければ、以前の記事も御覧ください。

Ruby on rails を初心者向けに解説①

Ruby on rails を初心者向けに解説② ~リンクの作成~

Ruby on rails を初心者向けに解説③ ~データベースの作成~

Ruby on rails を初心者向けに解説④ ~命名規則とform_Tagの使い方について~

データベースのデータ一覧の表示

以下のコードでusersテーブルのデータを取得して表示しましょう。

index.html.erb
 <% @users.each do |user| %>
   <p>name</p>
   <div class="ruby-name"><%= user.name %></div>
 <% end %>

インスタンス変数@usersを使用するために、コントローラ内で渡しています。

users_controller.rb
def index
  @users = User.all
end

以下のような画面が表示されます。

image.png

また、以下のようにcssを指定しています。

users.scss
.ruby-name {
    color: purple;
    display: inline-block;
    font-weight: bold;
}

データベースの削除

それではデータベースの削除を実装してみましょう。

以下のようにコードを書き換えてください。

index.html.erb
 <% @users.each do |user| %>
   <p>name</p>
   <div class="ruby-name">
     <%= user.name %>
     <%= link_to("削除", "/users/#{user.id}/destroy", {method: "post"})%>
   </div>
 <% end %>

image.png

削除ボタンをクリックすると、要素を削除することができました。

image.png

具体的な処理を見ていきましょう。index.html.erbに、以下のコードが追記されています。

<%= link_to("削除", "/users/#{user.id}/destroy", {method: "post"})%>

これにより、削除をクリックすると、第二引数の処理が実行されます。

第二引数の"/users/#{user.id}/destroy"は、usersコントローラーのdestroyアクションへのルーティングに、データベースのidを含めたものになっています。このようにURLを指定することで、コントローラーは削除したいデータベースのidを受け取ることができます。

第三引数は、これがgetリクエストではなく、postリクエストであることを指定しています。

以下のようにルーティングしてください。

routes.rb
post "users/:id/destroy" => "users#destroy"

:id の部分は、任意の数字を受け取ることができます。受け取った数字は、usersコントローラーにおいて、params[:id]の中に格納されます。

以下のようにコントローラーをコーディングしてください。

users_controller.rb
def destroy
  user = User.find_by(id: params[:id])
  user.destroy
  redirect_to("/users/index")
end

user = User.find_by(id: params[:id])の部分で、データベースからモデルを使ってデータを抜き出します。index.html.erbから送られてきたidと同じidのデータをデータベースから抜き出し、userに格納します。

user.destroyの部分でそのデータを削除しています。

redirect_to("/users/index")の部分で、index.html.erbにリダイレクトしています。今回は、index.html.erbから削除リンクをクリックしたときの動作であるので、リロードになります。

ここまでで、データベースからデータを削除することができました。

データベースの編集

次はデータベースの編集を行っていきましょう。

次のようにindex.html.erbを編集してください。

index.html.erb
 <% @users.each do |user| %>
   <p>name</p>
   <div class="ruby-name">
     <%= user.name %>
     <%= link_to("削除", "/users/#{user.id}/destroy", {method: "post"})%>
     <%= link_to("編集", "/users/#{user.id}/edit") %>
   </div>
 <% end %>

今回新たに追加されたのは<%= link_to("編集", "/users/#{user.id}/edit") %>の部分です。

これにより、新たにusers/editというviewファイルへ移動します。

そのときに、そのviewファイルに編集したいデータベースのidを渡すことになります。

次のようにルーティングしてください。

routes.rb
get "users/:id/edit" => "users#edit"

次のパスに以下のviewファイルを準備してください。
image.png

edit.html.erb
<%= form_tag("/users/#{@user.id}/update") do  %>
  <input type="text" value="<%=@user.name%>" name="new_name">
  <input type="submit" value="送信">
<% end %>

試しに以下のindex.html.erbファイルの編集と書いてある部分をクリックしましょう。
image.png

以下のようになります。
image.png

ここで、edit.html.erbファイルについての解説です。

form_tag("/users/#{@user.id}/update")の部分で、どのコントローラーのどのアクションを使うかを指定しています。

今回は、usersコントローラーのupdateアクションを使用します。また、データベースの編集を行うため、編集したいデータベースのidも送ります。form_tagはpostリクエストになるのでしたね。

<input type="text" value="<%=@user.name%>" name="new_name">の部分で、inputタグの初期値と名前を設定しています。@userはusersコントローラーのeditアクションから送られてきたものです。

users_controller.rb
def edit
  @user = User.find_by(id: params[:id])
end

@userには、データベースからidに応じて探してきた値が格納されています。

それでは、下のように値を変更して送信してみましょう。

image.png

そうすると、以下のルーティングにより、usersコントローラーのupdateアクションが実行されます。

routes.rb
post "users/:id/update" => "users#update"
users_controller.rb
def update
  user = User.find_by(id: params[:id])
  user.name = params[:new_name]
  user.save
  redirect_to("/users/index")
end

updateアクション内では、送られてきたidに応じてデータベースからデータを探索し、ローカル変数userに格納した後、nameカラムのデータを送られてきた新しい名前に書き換えて、user.saveでセーブした後に、/users/indexにリダイレクトしています。

そのため、以下のように変化します。

image.png

終わりに

ここまでで今回の記事は終了です。

お付き合い頂きありがとうございました。

よろしければ以下の記事も御覧ください。

Ruby on rails を初心者向けに解説⑥ ~バリデーションの作成~

Ruby on rails を初心者向けに解説⑦ ~フラッシュの実装~

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