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WSL上にmkcertをインストールし、警告を出ないようにするまで

Last updated at Posted at 2019-10-29

概要

WSLでmkcertをインストールして単純にmkcert -installを叩いても、ブラウザで証明書が確認できない旨の警告が出てしまったので、解決するためにやったことをまとめました。

chocolateyなどを使って、Windows上にインストール・作業をした場合、windowsの証明書マネージャにそのまま登録されましたが、WSL上だとそのままでは登録されないようです。

手順

証明書の返還までは、WSLのubuntu環境での手順です。

mkcertのインストールと準備

  1. sudo apt install linuxbrew-wrapperでbrewをインストールします
  2. ~/.bashrcを開き、末尾の方にexport PATH=/home/linuxbrew/.linuxbrew/bin:$PATHを追記し、再度bashコマンドを叩いて再読込する
    • brewのためにPATHを通しています。
  3. brew install mkcertでmkcertをインストール
  4. mkcert -installを叩く

ルート証明書の変換

  1. mkcert -CAROOTでlocal CAの置き場所が出るので、そこへ移動
  2. openssl pkcs12 -export -inkey rootCA-key.pem -in rootCA.pem -out rootCA.pfxでWindowsで利用できる証明書形式に変換する

ルート証明書のインストール

  1. explorer.exe .で現在のワーキングディレクトリをエクスプローラーで開く
  2. rootCA.pfxを右クリック、PFXのインポートからウィザードに従ってインストールする
    • 証明書ストアのところで、証明書をすべて次のストアに配置する信頼されたルート証明機関に指定
    • 上は、非WSLのmkcert -installでインポートされる場所と同じところです

結果の確認

  1. ユーザー証明書の管理を開き、信頼されたルート証明機関証明書の一覧に、mkcert~~があるかを確認。
  2. ブラウザで該当のページを開き直し、警告がなくなれば成功です。
    • 単純なリロードだと表示が切り替わらないようなので、新しいタブで確認してください。
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