はじめに
Windows PowerShellでWin32_QuickFixEngineeringクラスを指定してGet-WMiObjectコマンドレットを呼び出すことで更新プログラムの一覧を取得することができるようです。
これをASTERIA WARPのEXEコンポーネントからも呼び出してみました。
環境
OS:Windows Server 2012 R2
ASTERIA WARP:1712
Java:1.8.0_151
PowerShellの記述概要
以下のような記述で確認しました。
Get-WmiObject win32_quickfixengineering
フロー概要
フローのEXEコンポーネントから実行してみます。
1.フロー(Start -> EXE -> EndResponse)
Start -> EXE -> EndResponseだけのシンプルなフローで出力結果を確認してみました。
2.フロー(Start -> EXE -> Converter -> EndResponse)
EXEコンポーネントの出力ストリームはコマンドの標準出力ですが、
固定長っぽく出力されていたのでフローを変更してみました。
- EXEコンポーネントの出力ストリームをFixedLengthに変更
- ConverterコンポーネントでCSVストリームに変換
3.フロー(Start -> EXE -> Mapper(trim) -> EndResponse)
空白埋めをtrimしたかったのでMapper関数をつかってみました。
4.フロー(Start -> EXE -> EndResponse)
PowerShellのExport-CsvコマンドレットにパイプすることでもCSVファイルとして出力できるようなので試してみました。
おわりに
PowerShellのコマンドレットもEXEコンポーネントから特に問題なく実行できるようです。PowerShellでもCSVエクスポートのコマンドレットが用意されていますが、フローで標準出力のデータをそのまま使い回すこともできそうです。
以上です。