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無償版ESXiでの仮想マシンバックアップ(備忘録的メモ)

Last updated at Posted at 2015-08-15

無償版ESXiはサードパーティ製品が使用できないため、仮想マシンのバックアップを取得する際には、vSphereClientでデータストアからダウンロードするか、SSHで接続してコマンドで取得するしかない。

今回はESXi環境の仮想マシンのバックアップをコマンドで取得した際のメモを記載する。

・2017/02/19追記
サードパーティ製バックアップ製品ですが、以下の製品は無償版ESXiでもバックアップが可能なようです。
実際に試していないですがトライアル版もあるようなので、時間あるときに試そう。
Acronis Backup 12 Virtual Host License

#前提条件#
・仮想マシンは停止(コールドバックアップ)
→スナップショットを取得すれば、起動中でもバックアップ可能
・ESXiの「SSH」を起動
#環境#
・ESXi5.5(無償版)
・バックアップ対象仮想マシン名:TEST1
・バックアップ先は /vmfs/volumes/datastore2/BackupTEST1/配下
・ターミナルソフトの用意(私はTeraTermを使用)
#内容#

##事前作業##
仮想マシン一覧の取得
vim-cmd vmsvc/getallvms

ここでバックアップ対象の[vmid]をメモする。後述の仮想マシンの停止・起動に使用する。

仮想マシンのシャットダウン
vim-cmd vmsvc/power.shutdown [vmid]
##バックアップ作業##
構成ファイル群のバックアップ
今回の対象ファイル
TEST1.vmsd
TEST1.vmxf
TEST1.vmx
例)
cp -i /vmfs/volumes/datastore1/TEST1/TEST1.vmx /vmfs/volumes/datastore2/BackupTEST1/TEST1.vmx

仮想ディスクのバックアップ
vmkfstools -i /vmfs/volumes/datastore1/TEST1/TEST1.vmdk -d /vmfs/volumes/datastore2/BackupTEST1/TEST1.vmdk

##バックアップ後の作業##
仮想マシンのパワーオン
vim-cmd vmsvc/power.on [vmid]

OSの動作確認で問題がなければ終了。

##ESXiをバックアップする際には以下を参照##
vSphere コマンドライン インターフェイスと vSphere PowerCLI を使用した ESXi 構成のバックアップとリストア (2092886)
http://kb.vmware.com/selfservice/microsites/search.do?language=en_US&cmd=displayKC&externalId=2092886

###最後に###
今回はとりあえずバックアップが目的なので、リストア手順も加えるともう少し詳しく書かないと...

以上。

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