先日Azure Administrator Associate(AZ-104)に合格しました!
約2年前に取得したAzure Fundamentals(AZ-900)以来久しぶりの取得です。
今回はAzure Administrator Associate(AZ-104)の勉強方法や注意点について記載していこうと思います。
概要
Administratorという名前の通り、アクセス権などの管理やコスト、監視といったAzure自体の管理者・技術者としての知識や技術を問われる資格です。
難易度はアソシエイト(中級)の位置づけがされています。
[試験時間]
・120分
[問題数]
・60問前後
(私が受けた時の問題数は忘れました。。。)
[合格点]
700点/1,000点
[出題形式]
・選択形式
・はい/いいえの2択の選択形式
・ケーススタディ
[受験料]
・¥21103(+税)
[資格の有効期限]
1年間
※最新の情報含め、詳しくは以下をご確認ください。
勉強期間
(だらだらと半年。本腰をいれて)1ヶ月
勉強方法
0.Microsoft learn
手始めにMicrosoftの公式ページに手を付けましたが、「何を書いてあるかさっぱり分からない」「量が膨大」などの理由から挫折しました。
1. 参考書
公式ページの挫折を経て、上記の参考書を購入し1周しました。(ここでやっと本腰を入れる。)
やっぱり自分でお金を払って参考書を買うと気合が入るのか?内容がとてもよかったのか?挫折することなく1周できました。
2. Udemyの問題集(英語)
問題集のレビューを読む限り、実際の試験レベルに対応している問題集が英語のものしかなく、覚悟を決めて英語版を購入しました。
各ブラウザの翻訳に加え、画像の中の英語は、iPhoneやiPadの「テキスト認識表示機能」を利用して解きました。手間ではあるものの思ったより苦になりませんでした。
むしろ補足や解説は英語版のほうが詳しく(購入する問題集によると思いますが)、「今後は最初から英語版購入でも良いかも?」と思ったほどでした。
3. 実機に触れる
なかなか全てのサービスを触ってみるのは難しかったですが、気になったサービスは項目名や設定値だけでも確認するようにしました。
注意点
資格が1年間で失効する
Azureの資格のうちFundamentalsを除き、有効期限が1年しかありません。
3大クラウドを比較してみてもAzureが最も短命です。
- Azure:1年間(Fundamentalsは無期限)
- GCP:2年間
- AWS:3年間
期限を延長するためには
期限が切れる半年前に再認定の案内がメールで届き、オンラインの試験を受けることで無料で更新することが可能(だそうです。まだやったことがないので再認定をした時に記事にしようと思います。)
問題文は頭から読まない
受験時のテクニックになりますが、問題文は基本的にリソースの構成説明から始まります。(「sub1という名前のサブスクリプションとsub2という名前のサブスクリプションがあり~」みたいな。)
これがとても分かりにくいです。図がないことに加え、日本語で受験する場合は特に文章が分かりにくく頭に入ってきません。
そのため、素直に構成を理解するよりも先に、何を答える問題なのか先に確認することをオススメします。
時間も限られているので、全ての問題でホワイトボードに構成図を書くことは難しいと思います。私が構成図を書いたのは、ケーススタディ+数問くらいでした。
最後に
今回の記事が今後試験を受ける誰かの参考になれば幸いです!