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API設計で迷わない!Googleスタイルガイドから学ぶ、実践的なパラメータ命名術

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こんにちは!エンジニアの皆さん、API開発をしている中で、パラメータ名に悩んだ経験はありませんか?私は以前、チームメンバーから「このパラメータ名、何を意味するの?」と質問されることが多く、命名の重要性を痛感していました。今日は、Googleスタイルガイドを参考に、私が実際のプロジェクトで学んだパラメータ命名のノウハウをシェアしたいと思います。

一、良い命名 vs 悪い命名 - 具体例で比較

シチュエーション:商品検索APIの設計

以下の3つのパラメータが必要だとします:

  • 商品ID
  • カテゴリ名
  • 価格帯

命名比較テーブル

良い命名 悪い命名 理由
productId prodId 省略が曖昧で分かりにくい
categoryName catName 「猫の名前」と誤解される可能性
priceRange price 単価なのか価格帯なのか不明確

実際のプロジェクトでは、後者のような命名をしてしまうと、新しく参加したメンバーがコードを理解するのに時間がかかってしまいます。私も過去に temp のような一時的な命名をそのままにしてしまい、後で大きな混乱を招いた苦い経験があります…

二、Googleスタイルガイドの核心原則

sc--02.png

GoogleのAPI設計スタイルガイドは業界のベストプラクティスとして確立されています。私が特に重要だと感じた原則を6つ紹介します:

1. 意味のある命名を心がける
パラメータ名を見ただけで、その役割が一目でわかるようにします。例えば:

  • productId - 商品IDであることが明確
  • categoryName - カテゴリ名であることに疑いの余地なし

2. 過度な省略は避ける
短くしたい気持ちはわかりますが、不適切な省略は混乱の元です:

  • resId ではなく resourceIdentifier
  • 広く認知されている省略形(id for identifier)のみ使用

3. 一貫性を保つ
プロジェクト全体で命名スタイルを統一することは、チームの「共通言語」を作るようなものです:

  • orderStatuspaymentMethod のように統一感のある命名

4. 説明的な名前を優先
パラメータ名から内容と用途が推測できるように:

  • userRegistrationDate - ユーザー登録日
  • productExpirationDate - 製品の有効期限

5. 論理的な関連性を持たせる
パラメータ名がビジネスロジックを反映するように:

  • startDateendDate - 期間の概念を連想させる

6. 曖昧さを排除
異なる文脈で誤解を生む可能性のある単語は避け、明確に定義します。

三、命名でぶつかる壁とその解決策

課題1:言語の壁

非ネイティブとして、語彙不足や文法ミスに悩まされることがあります。

解決策:

  • 基本的な語彙を使用し、翻訳ツールを活用
  • オープンソースプロジェクトの良い例を参考に学習

課題2:チーム内での命名衝突

メンバー間で同じ概念に対して異なる理解がある場合、命名がバラバラになりがちです。

解決策:

  • チームの命名規約を事前に策定
  • キャメルケースかスネークケースかを統一

課題3:急ぎの開発による命名の乱れ

タイトなスケジュールの中で、一時的な命名をして後回しにしてしまうことがあります。

解決策:

  • 命名を見直す時間を確保
  • EchoAPI AIなどのスマートツールを活用

四、EchoAPI AIで命名をスマートに

機能紹介

API設計において、パラメータ命名は常に頭を悩ませる課題です。EchoAPI AIの自動命名生成機能は、Googleスタイルガイドの原則に基づいて、この問題を効果的に解決してくれます。

使用シナリオ:
APIのリクエスト・レスポンスパラメータを設計する際、標準化された命名規則や十分な語彙に悩む場面で活躍します。

解決する問題:
パラメータの用途や関連シナリオを記述するだけで、AIが規範的なパラメータ名を生成します。使用したい命名規則も指定可能です。

実際の使い方:

  1. パラメータの用途を記述(例:「商品検索APIのパラメータに商品ID、カテゴリ名、価格帯を含む」)
  2. 生成されたパラメータ名をクリックでコピー、コードに直接適用

実践例:

注文支払いAPIを開発する場合、EchoAPI AIに要件を入力するだけで:

  • orderId, paymentMethod, amount

といった規範に沿ったパラメータ名を即座に生成します。これにより、コードの可読性が向上し、チーム内の混乱を大幅に減らすことができます。

おわりに

EchoAPI AIのスマート命名機能を活用し、Googleの命名原則を取り入れることで、API開発における命名の悩みから解放されます。私自身、この機能を使ってから命名にかける時間が大幅に減り、より本質的な設計に集中できるようになりました。

特に複数人での開発プロジェクトでは、命名の一貫性がチームの生産性に直結します。命名規則で悩む時間が減れば、その分創造的な問題解決にリソースを割けます。小さな積み重ねが、プロジェクトの成功につながると信じています。

それでは、良いAPI設計を!

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