不具合に対するアプローチ
1.「完成」の基準
時間は有限で、たいていは開発現場で働く場合納期というものがあります。
納期がやばい!と急いで全機能を作り終えたとしても、バグだらけだったり、仕様と違う動きをするような
品質の悪いコードでは完成とは言えません。
具体的には、クラスは仕様通り分存在するけど実際に動かしてみるとバグだらけで変な挙動をするようなもの、
仕様と少しだけ違う動きをするものもダメです。
・進捗
開発の進み具合のことを進捗といいます。
この進捗を「0~100%の1本の直線」のように考えると、つい品質のことを忘れてしまいがちです。
進捗状況の把握は自分の立ち位置によってかなり考え方が変わると思われますが、
自分で進捗状況を管理することができる、ということは大きな一歩だと思います。
マルチタスクになった場合、筆者はエクセルなどで管理しています。まだまだ資料なしにはといった感じですね。
「進捗管理なんかできて当たり前やろ!」と思われる人もいるかもしれません。
ですが、実はできない人のほうが多い世の中なのです。なので進捗管理できているなと感じる方は
自分をほめてあげてください。
・スコープ
開発すべき範囲(すべてのクラス)のことをスコープといいます。
筆者は今学習していて初めて知りました。
スコープと品質の両方に対して進捗度100%を達成して初めて完成といえます。
目標とする期間内で完成にこぎつけなければいけません。
2.品質の高さの度合い
品質の高さを評価する考え方は無数にありますが、まずは以下の図のように4段階で考えてみましょう。
これらの段階は私たち自身が動かして確認してみなければわかりません。
これらの段階を卒業したかを判断するには、実際に動かしテストをして確認するしかないのです。
本日の記事はいかがでしたでしょうか。
また、間違っているなという知識があればご教示いただけると幸いです。

