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sw001.png

今回はAlmaLinux9でスワップ容量を変更する方法についてご紹介致します。

現在のSWAP容量を確認する

初めに現在のSWAP容量を確認します。

下記コマンドを使用する事でスワップ容量を確認できます。

free -m

上記テスト環境で実行すると以下の様になりました。

               total        used        free      shared  buff/cache   available
Swap:           4095         157        3938

現在設定されている値は「4G」となっております。

また下記コマンドを使用する事でも確認する事が出来ます。

lsblk

SWAPをオフにする

次に現在有効となっているSWAPをオフにします。

下記コマンドを使用する事でオフにする事が出来ます。

swapoff -a

上記実行後、再度SWAP容量を確認すると下記の様に0になっている事が確認できます。

#コマンド
free -m

#結果
               total        used        free      shared  buff/cache   available
Swap:              0           0           0

スワップ署名を削除

次にスワップ署名を削除を行います。

下記コマンドを使用する事で削除可能となっております。

パスについては環境に合わせてご変更お願い致します。

#コマンド
wipefs -a /dev/main/swap

#結果
/dev/main/swap: 10 bytes were erased at offset 0x00000ff6 (swap): 53 57 41 50 53 50 41 43 45 32

SWAP容量を変更する

次にスワップの容量を変更を行います。

容量を増やす場合は「lvextend」を使用します。容量の縮小を行う場合は「lvreduce」コマンドを使用します。

今回は「1G」縮小した「3G」に変更したいと思います。

下記コマンドとなります。

#コマンド
lvreduce -L -1G /dev/main/swap

スワップ領域の再設定

次にスワップ領域の再設定を行います。

下記コマンドを使用し領域の設定を行います。

mkswap /dev/main/swap

次にスワップ領域の有効化設定を行います。

下記コマンドを使用し有効化を行います。

swapon -v /dev/main/swap

上記で容量の変更は完了となります。

スワップ領域の確認

再度、freeコマンドにて確認するとSwap容量が減っている事が確認できます。

#コマンド
free -m

#結果
               total        used        free      shared  buff/cache   available
Swap:           3071           0        3071
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