動機
もともとvagrantを利用しVirtualBoxの仮想環境を立てていましたが、PCを移行したことでスペックが下がり仮想環境での開発作業に支障が出るレベルになってしまったため、WSL2の仮想環境にて高速な開発が行えないか試してみよう! という動機です。
概要
動機のとおり、移行作業を行ううえで躓いたポイントや、設定した内容などをメモとして残しておいて
未来の自分や、同じように設定をしようとしているみなさんが少しでも挫けないように残しておければと思っています。
環境
- Ubuntu 22.04
課題1. aptにてDNSの名前解決に失敗
問題
apt install
や apt-get update
などで
Temporary failure resolving 'archive.ubuntu.com'
のエラーとなる
対応1 => 失敗
generateResolvConf = false
とすると再起動時にresolv.confが作成されずにその場限りだった
対応2 => 失敗
の下のほうにあった
[external]
dnsTunneling=true
を試してみても全く効かず。
対応3 => 失敗
ではexternalではなくwsl2と記載していたのでそちらも試しました
[wsl2]
dnsTunneling=true
対応4 => 失敗
にて /root/boot.sh
に配置し、 /etc/wsl.conf
で実行する案ですが、boot.shが実行されていないようでうまくいきませんでした。
対応5 => 成功
対応4の方法に似た対応ですが、wsl.confにて実行コマンドではなく、systemctlのserviceを自作する案
課題2. sshで接続できるように準備
WSL2の環境にそのままではssh接続できない
対応1 => 成功
のとおり、sshをインストールし、sshdにより接続できるようにする
課題3. wslがUbuntuのアプリを終了すると自動でshutdownされてしまう
にある通り、自動終了される仕組みのよう。
対応1 => 成功
を参考にvbsを用意し自動でバックグラウンド起動するようにする
課題4. クリップボードの共有
wsl内のneovimとwindowsのクリップボードの共有をしたい
対応
https://qiita.com/r12tkmt/items/ddb75886b69dc4a328c3
にて別記事でまとめました