Zabbix AdcentCalendar 2019
1日目の記事です。
#この記事の目的
Amazon Linux用Zabbixリポジトリを作成しています。
このリポジトリは、Amazon S3で公開されており、
CloudTrailでアクセス情報を収集してQuickSightでアクセス状況を分析しています。
今回はこの分析からZabbixとAmazonLinuxの利用状況を考察してみます。
#アクセス数
リポジトリへのアクセス数は順調に伸びています。
2019年11月は6000件のアクセスがありました。
Amazon Linux 2 でのZabbix 3.0,Zabbix 4.0 の利用が多いですが
2019年10月からはAmazon Linux での Zabbix 4.0 の利用が増えています。
#Zabbix 利用割合
累計のアクセス数では50%がAmazon Linux2 用のZabbix 4.0 となっています。
ZabbixConferenceでのアンケートなどでは最新版の利用も多いようですが
Amazon LinuxではLTSの利用が多いようです。
#エラーリクエスト
総数は多くないですが、存在しないファイルへのリクエストがある程度存在します。
4.3 などの存在しないバージョンリクエストもたまにありますが、
多いのはリクエスト形式が異なる、変数展開に失敗しているリクエストなどです。
2019年11月には、credential情報や、ビットコインのウォレット情報などを求めたリクエストがありました。
S3バケットを公開している人は誤って公開しないようにご注意ください。
アクセス元はインターネットからのアクセスが多いですが、2019年8月頃からはVPCエンドポイント経由のアクセスも増えています。
VPC内での閉域利用も増えているという事でしょう。
##UserAgent
Amazon Linux,Amazon Linux 2 用のリポジトリなので、ほとんどはyumになっていますが、curl やPythonn等があるのは、自動化などでのアクセスがあるのかもしれません。
SlackbotでのアクセスはChatOpsでの利用でしょうか。
#おわり
Amazon Linuxの環境ではZabbixの自動構築も可能です。
Zabbix AdcentCalendar 2019
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