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Zabbix 4.2 対応 Amazon Linux / Amazon Linux 2 でのZabbix Server自動構築

Amazon Linux 向けの Zabbix 4.0 Server 自動構築スクリプトを紹介します。

このスクリプトを利用する事により約2分でZabbix 4.0 環境を構築することができます。

デモサイトや機能検証はもちろん、

本番環境でも利用可能です。


インスタンス作成

自動構築スクリプトを利用してZabbixServeインスタンスを構築して行きます。

1.マネージメントコンソールでインスタンス作成をクリックします。

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2.インスタンスOSの選択

今回のスクリプトはAmazon LinuxおよびAmazon Linux2に対応してます。

好みや要件に合わせて選択してください。

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3.インスタンスタイプの選択

インスタンス内でMySQL(MariaDB)が動作するため、インスタンスサイズはt2.small以上にしてください。本番利用の際はZabbixのチューニングパラメータを元に適切なインスタンスサイズを選択してください。

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4.インターネットからパッケージを取得する必要があるので、インターネットアクセスが可能なサブネットに配置してください。

NATゲートウェイなどがあるのであればプライベートサブネットでもかまいません。

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5.UserDataにLaunch-ZabbixServer-on-AmazonLinux.shの内容を張り付けてください。

Launch-ZabbixServer-on-AmazonLinux.sh

6.パラメータの設定

今回はZabbix 4.0 構築が目的ですので、version=の値を4.0 に設定してください。

amazonlinux= の値は選択したAmazon Linux AMIに合わせて

Amazon Linuxであれば amzn1

Amazon Linux2であれば amzn2 に設定してくだし。

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その他のパラメーターはスクリプトのコメントを参考に必要があれば変更してください。

変更せずにローンチしても問題ありません。

7.デモサイトや機能評価目的であればディスクサイズは8GBのままで問題ありません。

本番利用などであれば、適宜サイズを拡張してください。

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8.タグは機能に影響しませんので、適宜設定してください。

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9.フロントエンドアクセスのため80番ポートおよび、Zabbixの10051番ポートを開けてください。

SSHアクセスは要件に合わせて選択してください。

ZabbixServerを構築するだけであればSSHアクセスは不要です。

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10.将来のメンテナンスやチューニングに合わせてキーペアを設定するか、セッションマネージャーなどの利用のためキーペア無しで構築するかはポリシーに合わせて選択してください。

今回の構築でキーペアを利用する事はありません。

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11.インスタンスが作成されたら、UserDataの処理が完了するまで2分ほどお待ちください。

(スクリプト自体は67秒程度で完了しますが、OSの起動、再起動時間を含めると2分程度かかります)


Zabbix初期設定

1.http://<インスタンスIP>/zabbixにアクセスします。

Zabbixの初期設定画面が表示されます。Next Stepをクリックします。

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2.全てのチェック項目がOK になっていますのでNext Stepをクリックします。

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3.DB接続情報を入力します。


Userdata抜粋

dbname=zabbix #ZabbixDB名

dbuser=zabbix #ZabbixDBユーザ名
dbpassword=zabbix #ZabbixDBパスワード

UserDataに入力したパラメータの値をDB接続情報に入力します。

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デフォルトでは

Database namezabbix

User zabbix

Password zabbix

です。 入力したら Next Stepをクリックします。

4.ZabbixServerプロセスへの接続情報を入力します。

変更項目はありません。Nameは複数のZabbixServerを見る際に見分けられる名前を入力してください。

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Next Step をクリックします。

5.設定項目を確認したら Next Step をクリックします。

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6.初期設定は完了しました。 Finishをクリックします。

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Zabbixログイン

1.Zabbixのログイン画面が表示されます。

UsernameAdmin

Passwordzabbixを入力して

Sine Inをクリックしてください。

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2.Zabbix 4.0 のダッシュボードが表示されます。

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日本語表示への変更

1.Administration-Usersを選択します。

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2.guestユーザを選択します。

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3.guest ユーザのLanguageJapanese(ja_JP)に変更して

Updeteをクリックします。

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これにより、ログイン画面の表示が日本語になります。

4.Adminもguestと同様にLanguageJapanese(ja_JP)に変更します。

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5.任意のページをリロードすれば日本語表示に切り替わります。

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今回のスクリプトについて

これで Zabbix 4.0 環境が構築されました。

UserDataのみでZabbix 4.0 の環境が構築されました。

今回のスクリプトは Zabbix 4.0 だけではなく、 Zabbix 3.0 3.4 4.0 4.2に対応していますので、 機能比較や機種転換手順書の作成などにもご利用いただけます。

Zabbix 4.0 のスムースな導入にぜひご活用ください。


本番向け対応

今回のスクリプトではEC2 on MySQLにてZabbix Serverを構築しています。

本番環境など、より可用性が必要な環境では今回のスクリプトでZabbixServerを構築いただいたあと、一旦AMIを作成してください。

作成したAMIから再度EC2インスタンスをローンチする際に

Zabbix-for-RDS.shをUserDataに張り付けてローンチを行ってください。

Zabbix-for-RDS.shを利用する事により、EC2無いのZabbixDatabaseのdumpデータを作成し、RDS for MySQLに対してデータ移行を実施し、zabbix_server.confおよびwebフロントエンドのdb接続情報をRDSに変更して起動します。

ユーザによる変更操作は必要ありません。


まとめ

Launch-ZabbixServer-on-AmazonLinux.shをご利用いただくことで、2分で任意のバージョンのZabbixServerを構築していただく事が可能です。

テストから本番環境に移行する際には

Zabbix-for-RDS.shスクリプトを利用して頂く事で、ユーザーの操作無くRDSをバックエンドとしたZabbixServerを構築することができます。

お手軽快適なZabbixライフを満喫してください。

なお各スクリプトではヒストリテーブルの圧縮設定などある程度のチューニング済の状態でローンチされるようになっています。