プログラミング学習中の皆様、こんな事していませんでしょうか?

最近では生成AIの登場により、「プログラミングに興味が湧いた」、「AIが助けてくれるなら独学でもやれそう」と、学習をスタートする方も増えたと思います。
しかし、間違った学習方法を続けてしまうと、途中で挫折してしまうことも少なくありません。
次のような行動に心当たりはありませんか?
エラーで何時間も止まる
「なんでこのエラーが出るんだろう」と悩み続けて、1つのバグで何時間も調べずに手が止まっていませんか?(何時間は言いすぎかもしれませんが)
今の時代はAIがあります。ググったり、AIを使って先に進みましょう。
ただし、イエローカード!まだプログラミング学習で消耗してるの?でも書きましたが、エラーは勉強するポイントです。
AIは質問すれば、なぜそのエラーが出るのか、どう修正すればいいのか(修正したコード)を教えてくれますが、ここで重要なのは、返ってきた回答を読むことです。読まずにコピペはやめましょう。
有名なQAサイト
複数の言語に手を出してしまう
「なんかこの言語違う気がする…」とか言って別の言語に手を出していませんか?
欲張った結果、どれも基礎だけで終わってしまってはもったいないです。まずは1つの言語をしっかり習得することを目指しましょう。
中途半端な知識よりも、1つの言語を通して「プログラミング的思考」を育てるべきです。

勉強する範囲は絞ろう
1つの言語にしても、「とにかく全部学ばなきゃ」と思って、あれこれ手を出すと、情報過多になって挫折しがちです。
意識的に勉強する範囲を絞りましょう。範囲を絞ることで、小さな成功体験が得られやすくなり、それがモチベーションの源になります。
全体像を把握しておくとよいかも
プログラミングは学ぶことが多く、自分が今何を勉強しているのか、あるいは勉強している内容が何に繋がるのか分からなくなる場合があります。
漠然とした不安や焦りを減らすためにも、最初に全体のマップを描いておくのは効果的です。
簡単ではありますが(他にももっとあると思いますが)、まとめました。

完璧主義で進まない
最初から100%理解しようと思ってはいけません。「だいたい6割分かればOK」と割り切って次に進みましょう。
学んだ内容は繰り返し触れる中で徐々に身につくものです。
「写経」でも「小さなアプリを作ってみる」でも、とにかくアウトプットを第一優先で考えましょう。動かしてみてこそ、知識が身につきます。
車輪の再発明をしよう!
車輪の再発明とは、既に世の中にあって知られている物を、もう一度作ることを言います。
「既にあるものをまた発明する」ということなので、一般的にはネガティブな言葉として捉えられますが、勉強目的であればどんどんやるべきです。
また、再発明したら自分だけのオリジナル機能を加えるのもいいですね。
おわりに
最後までお読みいただきありがとうございました。
誰かの参考になれば幸いです。
zennで書籍を書いています。
良ろしければPythonの学習にご活用ください。