0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

AWSの勉強をはじめた話 - VPCについて

Last updated at Posted at 2024-11-17

はじめに

AWSのVPC等の基礎について学び、その内容をまとめました。この記事が参考になれば幸いです。

最初に図を今回の全体像を乗せておきます。
スクリーンショット 2024-11-17 10.34.00.png

リージョンとは?

AWSは、世界中の様々な地域でクラウドサービスを提供しています。これらの地域は「リージョン」と呼ばれ、「東京」や「オレゴン」などがその例です。リージョンを選ぶことで、ユーザーは物理的に近いサーバーを使用でき、ネットワークの遅延を抑えることができます。また、各国の法的要件への対応にも役立ちます。

アベイラビリティゾーン (AZ)

各リージョンには、複数の「アベイラビリティゾーン (AZ)」があります。AZは1つまたは複数のデータセンターで構成されており、物理的に独立しています。複数のAZにまたがってリソースを配置することで、1つのAZが障害で停止しても、他のAZでシステムを稼働させることが可能です。これにより、高可用性を実現できます。

VPC (Virtual Private Cloud)とは?

VPCは、AWS上に構築できる仮想的なネットワーク環境です。VPCを使用することで、AWS内のリソースをセキュアに管理し、運用できます。VPCは、選択したリージョン内に作成され、複数のAZにまたがって構築することができます。

VPC内の構成 - サブネット

VPCの中でリソースを整理し、異なる用途に応じて分けるためには、「サブネット」を作成します。たとえば、公開されるWebサーバーと、非公開のDBサーバーを分けて配置する際に、異なるサブネットに配置することが一般的です。これにより、セキュリティや運用の効率が向上します。

ベストプラクティス

サブネットは、複数のAZにまたがって配置するのが推奨されています。これにより、AZの一部に障害が発生しても、他のAZに配置されたリソースが稼働を続けることができ、高可用性を維持することができます。

インターネットゲートウェイの役割

インターネットゲートウェイ (Internet Gateway) は、VPCがインターネットにアクセスできるようにするためのAWSサービスです。具体的には以下のような役割を担います:

  • インターネット接続の提供:インターネットゲートウェイをVPCにアタッチすることで、そのVPC内のパブリックサブネットに配置されたリソースは、インターネットにアクセスしたり、インターネットからアクセスされたりすることができます。
  • 双方向通信:VPC内のインスタンスがインターネットを介して通信できるようにし、インターネットからの応答を受信することを可能にします。

ルートテーブルの設定

インターネットゲートウェイを使用するためには、パブリックサブネットに対してルートテーブルを設定する必要があります。ルートテーブルには、VPC内の通信を制御するためのルートが含まれています。

  1. ルートテーブルの作成と紐づけ:パブリックサブネットに対応するルートテーブルを作成し、パブリックサブネットに紐づけます。
  2. 0.0.0.0/0のルート追加:すべての通信を受け入れる0.0.0.0/0のルートを追加し、そのルートにインターネットゲートウェイを指定します。これにより、パブリックサブネット内のリソースはインターネットと接続できるようになります。

このように、インターネットゲートウェイとルートテーブルを適切に設定することで、VPC内のパブリックサブネットからインターネット接続が可能になります。

以上が、VPCの基本的な理解を深めるために学んだ内容です。これからAWSをさらに活用していく中で、VPCをより効果的に使っていきたいと思います。

0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?