RECOROKU というた新しいナレッジベース体験を提供すると謳うサービスについて、ドッグフーディングをした気づきを投稿します。
本投稿は、RECOROKUを使ったナレッジ管理や情報共有のユースケースを投稿しよう! - Qiita というキャンペーンへ向けた記事になります。
はじめに
私は RECOROKU で Zoom の録画動画と書き起こしスクリプトをアップロードして、書き起こしサービスにあるメモなどの機能を試してみました。
ある程度機能を試した後で、https://recoroku.com/ を見てみます。
- 会議録画
- 文字起こし
- 映像シーン検索
すべての発言がナレッジに
とあります。
私は感じたことがあります。キャッチコピーのすべてが、How
になっていないか?ということです。
サービスの特徴と機能紹介は正しいか
RECOROKU では、「新しいナレッジベース体験」を提供するという名目で、それぞれ機能、How を掲載しています。私はこの How のメッセージについて注目することになりました。
一般的に機能はプロダクトのコアであり、プロダクトを比較する際の多くは機能比較から入るのが一般的です。
しかし、たしかに How はわかるのですが RECOROKU というプロダクトがどのようなユーザー価値や組織価値を提供するのかがわかりませんでした。
そのため、私の興味は次第に RECOROKU のサービス価値を模索することに移っていったのです。
実際に使ってみた感触
Zoom から動画をアップロードして、RECOROKU の機能をいくつか試行錯誤してみたところ、機能の動きはあらかた試すことができました。一方で、せっかくのサービスにある機能の意味や位置づけがあまり刺さってきませんでした。
例えば、動画の書き起こしの精度などはこの手のツールで一定のテーマに感じますが、そもそも Zoom などのビデオチャット機能には書き起こしがついているため、明確に付加価値の判定ができないように感じます。
また、AI 技術の進化は非常にはやいため、精度について語るのはユーザー視点からむずかしく、機能の実力はプロダクトの価値とはまた別の論点のように感じたのです。
利用し、キャッチコピーをみて変化した目線
このあたりで、私の興味は、RECOROKU の機能がどういうユーザー価値をもたらすのか、「新しいナレッジベース体験を提供する」というキャッチコピーが最も刺さるユースケースやマーケットはどこなのか考え出しました。
機能を模索するような試行錯誤をする視点から、マーケティング寄りの目線に変化していきました。
Who や What を考えよう
RECOROKU って誰のために何のためにあるサービスなのでしょうか。
機能はなんとなくわかります。一方で、最も刺さる人は誰で、どんなケースなのでしょうか。
つまり、私は新しく可能性のあるサービスにおいても、運営はターゲットユーザーやユーザー価値をなるべく明確なメッセージで伝える努力をするのが良いと考えます。
そして、誰のために何を提供するのかを明確にするということは、それはマーケの範疇ではないかということです。
マーケティング目線でサービス価値を考えることは、よりよい視点を与えるのではないかと感じました。
ユーザーやユースケースのおすすめポイント
ユーザー価値について考えたくなったので、ここからは機能から想像したアイデアを考えていきます。
RECOROKU 動画のスクリプト検索やコメントの共有ができるので、動画の中身の深掘りやディスカッションが可能です。ですので、動画自体の価値を模索することや、動画プロセス自体を改善するイメージが浮かびました。
具体的には、ディスカッションの深掘りや教育プロセスの改善に可能性を感じました。
すぐに考えられるのは、以下のようなジャンルです。
- 教育
- 人材育成
- 営業支援
人材育成やロープレ改善など教育や支援周りの生産性向上に、様々な可能性があるように感じます。
どのターゲットがもっとも可能性があるのか、あるいはプロダクトの思想に近いのかはわかりかねますが、ターゲットにより伝え方や付加価値も変わってくるはずです。
キャンペーン振り返り
RECOROKU を体験して感じた部分をざっと書いてみました。
最初は機能についてあれこれ調べようと思ったのですが、キャンペーンサイトのメッセージや LP について興味がうつりました。
RECOROKU さんの活躍イメージについては私は主に教育周りの市場をイメージしましたが、動画サービスは多くのマーケットでの活用が期待されますので、「映像の議事録とがとれる」それってどんな人のどんな課題を解決できるの?みたいな部分を模索していくと、今後の展開が面白いように感じました。
以上よろしくお願いいたします。