一般ユーザーにパスワードなしでsudoコマンドを付与しました。環境はCentOSです。
visudoコマンドを実行する
visudoコマンドを使うとsudo権限を付与できます。
visudoを実行
sudo visudo
viが立ち上がります。
pugiemonnという一般ユーザーにsudo権限を付与します。
pugiemonn
## Allow root to run any commands anywhere
root ALL=(ALL) ALL
pugiemonn ALL=(ALL) ALL
rootユーザーに権限が付与されているのがわかります。
pugiemonnというユーザーを追加しました。
これでviエディタを閉じるとpugiemonnというユーザーでsudoコマンドが使えるようになります。
しかし、これだけではsudoコマンドを実行する度にパスワードを要求されます。
もう一度visudoしてエディタを開きます。
pugiemonn
## Same thing without a password
# %wheel ALL=(ALL) NOPASSWD: ALL
%pugiemonn ALL=(ALL) NOPASSWD: ALL
%wheelグループの指定がパスワード不要の書き方がコメントにされていたので、pugiemonnグループにNOPASSWDを指定しました。
今度はpugiemonnユーザーはパスワードなしでsudoコマンドが使えるようになりました。