cd .. って打つのが面倒
一つ上の階層に行くという、日常的に行う操作のために5文字もタイプしなければいけないのは無駄な感じがしませんか?
特に . が打ちづらくて、手がホームポジションからズレてしまいます。
また、3つ上の階層に行くとなると、 cd ../../.. と、更にタイプ数が増えてしまい、より面倒さが増します。
上の階層に移動するためのコマンド
というわけで関数を自作しました。
Setup
以下のスクリプトを .bashrc や .zshrc に書いておくと使えます。
function up () {
if [ $# -eq 0 ] ; then
cd ..
else
for ((i=0; i < $1; i++))
do
cd ..
done
fi
}
Usage
up # cd .. と同じ
up 3 # cd ../../.. と同じ
説明
- 引数が指定されていなければ
cd ..を行う - 引数が指定されていれば、その値の回数だけ
cd ..を行う
というだけの関数です。
まとめ
僕がこの関数を使い始めてから、もうすぐ2年ほど経ちます。
cd .. が up という二文字だけで実現できることで、こんなにも楽になるとは思いませんでした。
ただ、特に使うのは up だけなので、 alias up='cd ..' でもいいかもしれません。
しかし、普段学んでいる技術を使って、自分の生活を楽にするのはとても楽しいです。
みなさんも、楽するためのコマンドなどを作って、使い倒しましょう!