お疲れ様です!
オンプレ至上主義の現場なのですが、ふとオンプレしんどくね、??と思ったのでAWSをいじりはじめました。
去年の年末に公式ドキュメント片手に始めたのですが、AWS文学に圧倒されて挫折し、2週間ほど前から Amazon unlimitedで参考書を読みながら再チャレンジしてます。
一通り使ってみての感想としては、仮想空間に国でも作ってるような感覚だったので、国、行政に例えてみます。たくさんあるサービスの中でイメージを膨らませやすいものだけ書き殴るので、個人の感想としてお読みください。
1. インフラストラクチャ(基盤)
国運営の基盤として、インフラストラクチャは国の領土とその内部構造を象徴します。
ここは我々世界ともリンクしている物理的なとこです。
1.1 リージョン=東京、大阪など地理的区分
AWSのリージョンは、国家そのものに相当します。日本は東京、アメリカはバージニアやオレゴンといった地域で構成されています。各リージョンは独立しており、それぞれのニーズに応じたサービスを提供しています。
1.2 アベイラビリティゾーン(AZ)=行政区分および防災区域
アベイラビリティゾーン(AZ)は、リージョン内にある複数の独立したデータセンターの集合体です。国がいくつかの都道府県や州に分かれているように、AZは一つのリージョン内でそれぞれが独立に稼働します。これは、災害やトラブルに対する備えとして、一つのリージョン内で異なる場所に分かれて運営されてます。
例えば、東京で地震が起きた場合、地方都市は影響を受けず、行政が継続できるのと同様です。
アベイラリティゾーンの備えの仕方は地震大国の日本としては想像がつきやすいですね。
2. コンピューティングサービス
基盤に自国の領土を作ったら運営していかなければなりません。
コンピューティングサービスは、国の政策がどのように実行されるかを表しています。国家の機関がどのように機能しているかに例えてみまふ。
2.1 EC2(Elastic Compute Cloud)=政府機関
EC2は、仮想サーバーで必要に応じて計算リソースを提供します。これは国の政府機関がさまざまな政策や法律を実施する役割に似ています。状況に応じてリソースを増減し、今必要とされている政策を効率的に推進します。例えば、特定の地域で災害が発生した場合、政府は速やかに対応チームを増やしたり、必要な予算を割り当てたりする中枢機関です。
2.2 Lambda=緊急対策本部
AWS Lambdaは、イベント駆動型サービスで自然災害や緊急事態に対応するための特命チームや緊急対策本部に例えられます。特定の事象が発生した際、迅速に反応し、自動的に必要な処理を実行することができます。国が災害時に即座に対応できるように準備する姿勢と共通の概念があり、必要な時にだけリソースを消費し、その時が過ぎれば元の状態に戻るのもポイントです。
3. ストレージサービス
国の文書やデータ管理と関連し、ストレージサービスは情報の保管や管理に関わります。
3.1 S3(Simple Storage Service)=国立図書館
S3は、大量のデータを無制限に保存できるオブジェクトストレージサービスです。これは、国家の記録や歴史的文書を保存している国立図書館に似ています。国民が必要な情報をいつでも取り出すことができ、国の文化や歴史を支える重要な役割を果たします。
3.2 EBS(Elastic Block Store)=政府の記録保管庫
EBSは、政府であるEC2インスタンスのための専用ストレージです。これは、国の公式な記録を保管する記録管理施設に例えられます。この施設は、法律や政策の文書、経済データを安全に保存し、アクセス可能にする役割を果たします。必要なときに即座にアクセスできることが求められています。
4. ネットワークとコンテンツ配信サービス
ネットワークサービスは、国内外での通信や物流です。
4.1 VPC(Virtual Private Cloud)=国の領域
VPCは、AWS内のユーザーが独自に設計する仮想ネットワークです。これを国家の主権に例えます。国が自国の領域を明確に定義し、外交関係を確立するように、VPCは自分のネットワークを設計し、他のユーザーとの国交である接続や通信を制御します。AWSのインフラの中で、セキュリティと管理も提供します。
4.2 CloudFront=国際物流サービス
CloudFrontは、AWSのコンテンツ配信ネットワーク(CDN)で、データを迅速に配信するサービスです。これは,国際物流網や交通機関にあたります。国際空港が世界中の地域を効率的につなげるように、CloudFrontはユーザーに高速でコンテンツを届ける役目を果たしています。時間を短縮し、アクセスを容易にするための重要な役割です。
5. データベースサービス
データベースサービスは、国家の情報管理および政策形成において重要な役割を果たします。
5.1 RDS(Relational Database Service)=中央統計局
RDSは、リレーショナルデータベースを提供し、データを整理して管理します。これは、国家の中央統計局に似ています。政府が国の経済や人口に関するデータを収集して分析し、政策決定に役立てているように、RDSもデータの安定した保存と取り扱いを提供します。
5.2 DynamoDB=国のデータ分析部門
DynamoDBは、非リレーショナルデータベースとして、高速なデータ取得を可能にします。これは、国のデータ分析機関が様々なセンサーや調査から迅速にデータを収集し、政策を形成する資料を提供する役割に似ています。
6. セキュリティとアイデンティティ
セキュリティとアイデンティティサービスは、国の法律を守る役割を果たしています。
6.1 IAM(Identity and Access Management)=日本国憲法
IAMは、ユーザーのアイデンティティやアクセス権を管理するサービスです。これは日本国憲法みたいです。憲法は国民の権利と義務を明確にし、誰がどのように行動できるのかを定めています。同様にIAMは、誰がAWSリソースにアクセスできるか、何が許可されているかを厳格に管理します。適切なアクセス管理は、情報セキュリティを守るために不可欠です。
6.2 AWS Shield=国家の防衛機関
AWS Shieldは、DDoS攻撃からアプリケーションを保護するサービスです。これは国家防衛機関が国の安全を保障する役割に相当し、外部からの脅威に対してしっかりとした防衛線を構築します。国家が脅威から市民を守るのと同様に、AWS Shieldもユーザーを守ります。
正直AWSよくわからない
正直よくわからないけど便利なのはわかりました。これからの覇権がAWSだと言われるのも頷けますね。触っていてこうじゃね?と思ったことを書き連ねました。主要だけどめちゃくちゃある機能の中の一部なのでもっと理解を深めていきます。
遅ればせながらなのですが、こちらの記事でQiita Advent Calendar 2024の「はじめてのアベントカレンダーいいね賞」をいただきました。
文章で自分の考えを述べるのは楽しいので今年も細々と書いてこうと思います。
Tシャツを頂いたので夏のパジャマにします。
ついでに犬も見てって下さい。
いつも読んでくださりありがとうございます!