Linux初心者向け:aliasコマンド活用編
こんにちは、みおです。
Linuxを使っていると「このコマンド、長くて毎回打つのめんどいな〜」って思うことありませんか?
そんなときに救世主になるのが alias です。今回はその基本と活用ワザをまとめてみました。
1. 基本のalias
$ alias ll='ls -la'
$ ll
drwxr-xr-x 5 mio staff 160 Sep 29 12:00 .
drwxr-xr-x 19 mio staff 608 Sep 29 11:50 ..
-rw-r--r-- 1 mio staff 614 Sep 28 21:45 .bash_profile
👉 ll と入力するだけで ls -la を実行してくれるようになります。
最初に覚えるaliasの定番ですね。
2. 定義済みのaliasを確認する
$ alias
alias ll='ls -la'
alias gs='git status'
👉 いま登録されているaliasを一覧できます。
「え、こんなの登録してたっけ?」って掘り出し物が出てくることも。
3. 一時的なaliasと恒久的なalias
- 一時的:ターミナルを閉じると消える
-
恒久的:
~/.bashrcや~/.zshrcに追記すればずっと使える
例:
echo "alias gs='git status'" >> ~/.bashrc
source ~/.bashrc
👉 これで毎回 git status と打たずに gs で済ませられます。
地味に時間が浮きます…!
4. 引数つきコマンドにも使える
$ alias grep='grep --color=auto'
$ grep keyword file.txt
👉 色付きで検索結果を見やすくできます。これ一度覚えたら戻れないかも。
5. aliasを消す方法
$ unalias ll
$ ll
bash: ll: command not found
👉 登録しすぎて混乱したときは unalias で整理しましょう。
(実際に私は最初「これ何のaliasだっけ?」ってなって消した経験ありです笑)
まとめ
- よく使う長いコマンドはalias化して効率アップ
-
.bashrcに書いておけば永続化できる -
grepみたいにオプション付きで便利にするのもアリ
「aliasを制する者はターミナルを制す!」なんて言ったら大げさですが、
初心者こそ早めに取り入れると快適さがぜんぜん違いますよ〜✨
💡 ちなみに…
ほかにも「Linux初心者におすすめの学習リソース」をまとめた記事を書いてます。
リソース選びで迷ったときの参考になると思うので、良かったらのぞいてみてくださいね〜。