これは何？

MikuMikuDance（以下、MMD）と公開されているモデルやモーションをダウンロードしたのはいいけど、
拡張子がpmxのモデルファイルをMMDで開けないとか、
MMDに同梱されている拡張子がpmdのモデルファイルすら開けないとか、
カメラ位置を変更しても再生するたびにカメラ位置がリセットされてしまうとか、
そんな悩める私のための記事です。

MikuMikuDanceをダウンロードする

Vocaloid Promotion Video Projectからダウンロードするわけだが、
ダウンロードすべきは「1.4 MikuMikuDance(64bitOS Ver)」である。
最初に目に入る「1.1 MikuMikuDance」は初音ミク以外のモデルは表示できない。

拡張子がpmxのモデルファイルをMMDで開く

プレビュー画面左下の [モデル編] ボタンをクリックするか、
pmxファイルをプレビュー画面にドラッグ＆ドロップする。pmdファイルも同じ。
メニューから [ファイル] > [開く] とやってもモデルファイルやモーションファイルは開けない。

拡張子がvmdのモーションファイルを開く

vmdファイルをMMDにドラッグ＆ドロップするか、
メニューから [ファイル] > [モーションデータ読込] で開く。

カメラ位置を変更する

プレビュー画面左下の [カメラ編] ボタンをクリックする。これによりカメラ操作モードになる。
[編集] > [カメラフレーム全て選択] をクリックする。
[編集] > [カメラフレーム位置角度補正] をクリックする。
カメラフレーム位置角度補正ダイアログの右側のエディットボックス（初期値が0.0のほう）に適当な値を入力する。
角度Xを45にすれば斜め上45°から見下ろすことになり、
角度Yを-45にすれば斜め左45°から眺めることになる。
ここで入力した値は既存の値に加算される。リセットしたい場合は左側のエディットボックス（初期値が1.0のほう）を0にするとリセットできる。

都度 [カメラフレーム全て選択] しないと1フレームだけの変更になってしまうので注意。

AVI出力する

[ファイル] > [AVIファイルに出力] でOKだが、
AVI出力設定ダイアログで録画フレームを指定しないと空AVIになるので注意。