前回
・Evernote デベロッパートークンを入手する。
でEvernoteのデベロッパートークンを入手したので、Spyderからノートブックとノートの作成をしようと思います。
この記事はThe Evernote SDK for Python Quick-start GuideのCommonTaskを参考に作成しています。
まずはSpyderを起動します。
過去にpython2.7の仮想環境を作成しているので、その環境下で作成します。
Spyderはanakonda prompt から conda activate py27と入力した後、Spyderと入力し、Spyderを起動してもいいですし、既にこの環境で起動したことがあればスタートメニューのanacondaのフォルダにSpyder(py27)というショートカットができているのでそこから立ち上げてもよいです。(便利ですね)
立ち上げたSpyderに以下のプログラムを打ち込んで保存します。
The Evernote SDK for python Quick-start Guideには以下の様な記述がありますが、これをこのまま打ち込んでもプログラムは動きません。
noteStore = client.get_note_store()
note = Types.Note()
note.title = "I'm a test note!"
note.content = '<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?><!DOCTYPE en-note SYSTEM "http://xml.evernote.com/pub/enml2.dtd">'
note.content += '<en-note>Hello, world!</en-note>'
note = noteStore.createNote(note)
まず、evernoteAPIを読み込みます。
# coding:utf-8
from evernote.api.client import EvernoteClient
import evernote.edam.type.ttypes as Types
次にEvernoteクライアントを呼び出します。
client = EvernoteClient(token='ここにデベロッパートークンを記載します')
ノートを設定します。
ここからThe Evernote SDK for python Quick-start Guideに記載されているプログラムを使います。
noteStore = client.get_note_store()
note = Types.Note()
note.title = "I'm a test note!"
note.content = '<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?><!DOCTYPE en-note SYSTEM "http://xml.evernote.com/pub/enml2.dtd">'
note.content += '<en-note>Hello, world!</en-note>'
note = noteStore.createNote(note)
以下の全てつなげたものを、Spyderを立ち上げ入力し、Evernote_New_note_create.pyという名前で保存します。
# coding:utf-8
from evernote.api.client import EvernoteClient
import evernote.edam.type.ttypes as Types
client = EvernoteClient(token='ここにデベロッパートークンを記載します')
noteStore = client.get_note_store()
note = Types.Note()
note.title = "I'm a test note!"
note.content = '<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?><!DOCTYPE en-note SYSTEM "http://xml.evernote.com/pub/enml2.dtd">'
note.content += '<en-note>Hello, world!</en-note>'
note = noteStore.createNote(note)
print('note created')
Spyderで実行して、右下のコンソールにnotecreatedと表示されるとノートは作成されているはずです。
evernoteにログインして確認してみる
ここで、evernoteにログインしてノートが作成されたか確認してみようとしたが、自分のEvernoteアカウントと、開発用のアカウントのメールアドレスを同じにしてしまったので、開発用アカウントに入ることができなくなったが、以下の方法で入ることができた。
Sandboxをクリック
右上のノートに移動をクリック
すると、開発用のevernoteにログインできて、上記で作成した「I'm a test note!]という名前のノートが作成されており、「Hello,world」とノートの中に記載されているのがわかる。
