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CasaOSで自分NASを構築する

Last updated at Posted at 2023-12-27

CasaOSは、ファイルサーバやDockerの管理がブラウザベースで行えるソフトで自分専用のNASに仕立てることができます。
また、OSではなくアプリケーションであるため、いつも使っているUbuntuやDebianのOSを使いつつ、GUIで管理できるのはいいですね。

image.png

CasaOS

今回は以下を実施します。

・サーバPCにUbuntu 20.04をセットアップ
・UbuntuにCasaOSをインストール
・CasaOS上でPortainerをインストール

サーバPCにUbuntu 20.04をセットアップ

UbuntuをサーバPCかVMにインストールします。
CasaOSはUbuntu Server 20.04でテストされているようです。
インストール手順は有志によってたくさん紹介されているので割愛します。

インストール後、以下の初期設定が済んでいない方は実施しておきます。

> sudo apt-get update
> sudo apt-get upgrade
> sudo apt install language-pack-ja-base language-pack-ja
> sudo dpkg-reconfigure tzdata
> sudo update-locale LANG=ja_JP.UTF-8

UbuntuにCasaOSをインストール

以降は、リモートPCからSSHで接続して作業します。
ターミナルから以下を実行します。

> curl -fsSL https://get.casaos.io | sudo bash

(参考)

image.png

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インストールが完了すると、URLが示されるので、リモートPCからブラウザで開きます。

image.png

最初に、初期ユーザ名とパスワードの設定を促されます。

image.png

以下が、トップページです。

image.png

CasaOSがポート80番で立ち上がっており、後で立ち上げるNginx Proxy Managerのポートとかち合うため、別のポート番号に変更します。

左上に3つのアイコンがありますが、左から2番目をクリックします。

image.png

その中にあるWebUI Portを例えば5000に変更します。
これで、ブラウザからポート番号5000でCasaOSが開くようになります。

Portainerのインストール

もちろん、CasaOS単体でもDockerベースのアプリをインストールできますが、もう少し詳細なDocker情報を参照できるようにするため、Portainerをインストールします。

トップページから、App Storeをクリックします。

image.png

アプリケーションの候補がたくさん表示されます。
その中で、Portainerを選択します。

image.png

image.png

あとは、Installボタンを押すだけです。

image.png

インストールが完了し、CasaOSのトップページにPortainerのアイコンが追加されています。

image.png

さっそく、クリックしてみます。
(インストールしたばかりは、バックグラウンドで起動処理が行われており、Portainerのページが反応するまで少し時間がかかる場合があります)

image.png

最初に、初期ユーザ「admin」のパスワードの設定を促されます。
下のチェックは外します。

image.png

Portainerのトップページが表示されました。

image.png

Environmentsのlocalを選択してみます。

image.png

Stackが1つ登録されているようです。

image.png

そうです、今まさにインストールしたPortainerがあるのがわかります。

image.png

選択すると、詳細なDocker情報が表示されます。

image.png

同じ情報は、Portainerアイコンの右上の・・・を選択して、Settingsを選択すると、少し簡素化していますが、こちらでもDocker情報を確認できます。

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参考

CasaOSで自分NASを構築する
Nginx Proxy Managerを使ってワイルドカードSSL証明書を作成する
ThingsBoardをDockerでインストール

以上

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