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リソースファイルを用いてビュー上の日本語を管理する基本手順(ASP.NET)

Last updated at Posted at 2023-04-19

やりたいこと

ページの表記を日本語に変更する際、まとめて項目を管理したい。

問題になっていること

英語表記になっている箇所を日本語表記にしたいが、ビューやコントローラーが複数あり、効率よく管理したい。特に商品一覧に表示されているヘッダー部分は、複数のページで利用される項目であり、まとめて管理したい。
image.png
ビューのサンプル

@ModelType IEnumerable(Of ASP.NET_Webアプリケーションの勉強.t_item)
@Code
ViewData("Title") = "Index"
End Code

<h2>Index</h2>

<p>
    @Html.ActionLink("Create New", "Create")
</p>
<table class="table">
    <tr>
        <th>
            @Html.DisplayNameFor(Function(model) model.ItemName)
        </th>
        <th>
            @Html.DisplayNameFor(Function(model) model.RegistrationDate)
        </th>
        <th></th>
    </tr>

@For Each item In Model
    @<tr>
        <td>
            @Html.DisplayFor(Function(modelItem) item.ItemName)
        </td>
        <td>
            @Html.DisplayFor(Function(modelItem) item.RegistrationDate)
        </td>
        <td>
            @Html.ActionLink("Edit", "Edit", New With {.id = item.Id}) |
            @Html.ActionLink("Details", "Details", New With {.id = item.Id}) |
            @Html.ActionLink("Delete", "Delete", New With {.id = item.Id})
        </td>
    </tr>
Next

</table>

調査した結果

リソースファイルを作成し、そこで日本語の項目を管理し、ビューファイルへ表示する方法が見つかった。

やるべきこと

  • リソースファイルを作成する
  • リソースファイル内に日本語にしたい情報を、キーとバリューとして入力しておく
  • コントローラー側でリソースファイルを読み込む
  • ビュー側でリソースファイルにある情報を読み出す

リソースファイルを作成する

  1. ソリューションエクスプローラーに、"App_GrobalResources"のフォルダを追加する。
    image.png

  2. リソースファイルを追加する
    image.png
    image.png

  3. 名前と値(キーとバリュー)に管理に必要な項目を登録する
    ※アクセス修飾子は必ず"Public"に設定してください。設定しない場合、ビューで読み込みができません。
    image.png

  4. コントローラーの中でリソースファイルを定義する
    image.png

  5. リソースファイルで管理している項目をビュー上で呼び出す。
    image.png

  6. 反映されていることを確認する
    image.png

サンプルコード(コントローラー)

        Private db As New db_SystemEntities
        Private japanese As New My.Resources.Japanese

        Function Index() As ActionResult
            ViewBag.japanese = japanese
            Return View(db.t_item.ToList())
        End Function

サンプルコード(ビュー)

        <th>
            @ViewBag.japanese.item_name
        </th>
        <th>
            @ViewBag.japanese.registration_date
        </th>

完成

リソースファイルを準備しておくことで、日本語表記を管理することができ、仕様変更に伴う影響を抑えることができるようになった。
image.png

注意事項

  • この記事では、visual studio 2022を使用しているので、試してみたい方は事前に準備が必要です。
  • 関連する記事の一覧はこちら
    ※参照先のリンクが切れている場合は、トップページから確認してください。

この記事は誰向けの記事か?

  • 試しにASP.NETを始めてみたいと思っている人

環境

本記事における注意事項

  • 本記事は、備忘録としてまとめたものになります。
  • 他の方の参考になる可能性も踏まえて、一般公開も行なっております。
  • また記載内容はすべて、正しい内容が記載されているとは限りません。
  • 誤った内容を見つけた場合は、ご指摘をお願いいたします。
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