Amazon EBS (Elastic Block Store) ボリュームの暗号化:
EC2インスタンスのデータを格納するEBSボリュームを作成する際に、ボリュームの作成時または既存のボリュームの暗号化を有効にするオプションがあります。ボリュームの暗号化を有効にすることで、データがボリューム上に保存される際に暗号化されます。
Amazon S3 データの暗号化:
EC2インスタンスからAmazon S3にデータをアップロードする場合、データを暗号化するオプションがあります。S3では、サーバーサイド暗号化(SSE)を使用してデータを暗号化できます。SSEには、SSE-S3(S3で管理される鍵)、SSE-KMS(AWS Key Management Serviceで管理される鍵)、SSE-C(クライアントが提供した鍵)などがあります。
データ転送時のSSL/TLSを使用:
EC2インスタンスと他のサービスやリソースとのデータ転送が発生する場合、SSL/TLSを使用してデータを暗号化することが推奨されます。たとえば、HTTPSを使用してWebサイトにアクセスしたり、SCPやSFTPを使用してファイルを転送する際には、SSL/TLSがデータの暗号化に役立ちます。