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【AWS】RDS作成前の事前準備(Part1)

Last updated at Posted at 2023-01-18

【TOPへ戻る】
 Part1:RDS作成前の事前準備
 Part2:RDS MySQLの作成
 Part3:WebサーバーからRDS MySQLに接続

Part1:RDS作成前の事前準備

まず最初にRDSを作成するにあたって、下記を準備します。

【セキュリティグループの作成(EC2からRDSにアクセスするため)】

EC2コンソールかVPCコンソールから、セキュリティグループの作成を行います。
image.png
セキュリティグループは下記の値で設定し、
設定後「セキュリティグループの作成」をクリックすることで作成できます。

【VPC】
 - Webサーバーと同じVPCを選択

【インバウンドルール】
 - タイプ:MYSQL/Aurora (今回のRDSは、MySQLを使用します。
 - ソース:カスタムを指定
 - 虫眼鏡:Webサーバーにアタッチしているセキュリティグループを指定
  ※WebサーバーのIPアドレスを指定して問題は無い。

 - その他は、お好みで!!
  ※ アウトバンドルールは、デフォルト値のままです。

image.png

【2つ以上のAZに一つ以上のサブネットの作成(RDS作成するための必須事項)】

RDSを作成するには、シングル-AZ構成 / マルチ-AZ構成 関係なしに2つ以上の異なるAZでサブネットを作成し、それを基にサブネットグループを作成する必要があります。
※ でなければ、RDSは作成できません。
今回は、2つのAZにそれぞれプライベートサブネットを作成しました。
image.png

【サブネットグループの作成(RDS作成するための必須事項)】

サブネットグループは、RDSインスタンスが配置されるサブネットをグループ化したものです。サブネットは2つ以上必要で、また2つ以上の異なるAZに跨っている必要があります。

【AWSドキュメント】
~ VPC 内の DB インスタンスの使用 ~
VPC では、少なくとも 2 つのサブネットを指定する必要があります。これらのサブネットは、DB インスタンスをデプロイする AWS リージョン 内の 2 つの異なるアベイラビリティーゾーンに存在している必要があります。

~ DB サブネットグループの使用 ~
各 DB サブネットグループには、特定の AWS リージョン 内の少なくとも 2 つのアベイラビリティーゾーンにサブネットが必要です。VPC に DB インスタンスを作成するときに、DB サブネットグループを選択する必要があります。

まず最初にRDSコンソールから「サブネットグループ」クリックし、遷移した画面から「DBサブネットグループを作成」をクリックします。
image.png
サブネットグループは下記の値で設定し、
設定後「作成」をクリックすることで作成できます。

【VPC】
 - Webサーバーと同じVPCを選択

【サブネットを追加】
 - アベイラビリティゾーン:異なる2つ以上のAZを選択
 - サブネット:異なるAZのプライベートサブネットを2つ選択

 - その他は、お好みで!!
  ※ 全ての項目を入れないとエラーとなる。
image.png

【パラメータグループの作成(DBパラメーターを変更する場合に必要となるため)】

パラメーターグループとは、1つ以上のインスタンスに適用されるDBエンジンの設定値(パラメータ)を管理するコンテナ(管理するための箱)のことです。

※ パラメータは、DBに割り当てるメモリやI/O制御などのリソース量のこと
※ RDS作成時にデフォルトで作成されるパラメータグループは設定変更は不可
※ パラメータグループを変更(付替え)するにはRDSの再起動が必要

パラメータグループを使用する(AWSドキュメント)

DB パラメータグループは、1 つ以上の DB インスタンスに適用されるエンジン設定値のコンテナとして機能します。DB クラスターパラメータグループが、マルチ AZ DB クラスターにのみ適用されます。マルチ AZ DB クラスターでは、DB クラスターパラメータグループの設定が、クラスター内のすべての DB インスタンスに使用されます。

DB パラメータグループを指定せずに DB インスタンスを作成すると、DB インスタンスはデフォルトの DB パラメータグループを使用します。同様に、DB クラスターパラメータグループを指定せずにマルチ AZ DB クラスターを作成すると、DB クラスターではデフォルトの DB クラスターパラメータグループが使用されます。デフォルトのパラメータグループのパラメータ設定は変更できません。

まず最初にRDSコンソールから「パラメータグループ」クリックし、遷移した画面から「パラメーターグループを作成」をクリックします。
image.png
今回はシングル-AZでRDSを作成するので、「DBパラメーターグループ」のみを作成します。

※「DBクラスターパラメーターグループ」は、Multi-AZ DB Cluster構成に使用する。
  ちなみにDBインスタンスのDBクラスターに関連付けられているパラメータグループです。

【パラメーターグループファミリー】
 - mysql8.0(今回のRDSは、MySQLを使用します。

【タイプ】
 - DB Parameter Group

 - その他は、お好みで!!
image.png
作成後、下記の様にしてパラメーターを変更することができます。
image.png

【オプショングループの作成(DB追加機能を付与する場合に必要となるため)】

オプショングループとは、DBエンジンの拡張機能を設定することができるものである。
※ デフォルトオプショングループは変更不可

MySQLの場合
 - MariaDB 監査プラグインのサポート
 - MySQL の memcached サポート

オプショングループを使用する(AWSドキュメント)

DB エンジンによっては、データおよびデータベースの管理を容易にしたり、データベースのセキュリティを強化する追加の機能が用意されている場合があります。Amazon RDS は、オプショングループを使用してこれらの機能の有効化と設定を行います。

オプショングループには、特定の Amazon RDS DB インスタンスに使用できる機能 (オプション) を指定できます。オプションの設定では、そのオプションの動作を指定できます。DB インスタンスをオプショングループに関連付けると、指定したオプションとそれらの設定がその DB インスタンスに対して有効になります。

まず最初にRDSコンソールから「オプショングループ」クリックし、遷移した画面から「グループを作成」をクリックします。
image.png
オプショングループは下記の値で設定し、設定後「作成」をクリックすることで作成できます。

【エンジン】
 - mysql を選択 (今回のRDSは、MySQLを使用します。

【メジェーエンジンバージョン】
 - 8.0 を選択 (使用するMySQLのバージョンは、8.0です。

 - その他は、お好みで!!
image.png
作成すると、デフォルトのオプショングループも作成されます。
※ デフォルトのオプショングループは、削除も修正もすることができません。
image.png
Part2:RDS MySQLの作成 に続く・・・・。

備考

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