趣味でマイクロソフト認定トレーナー(通称MCT)を目指しています。(趣味ってなんだよっていう話はいったん置いておく)
MCTの資格要件として、指導スキル証明書プロバイダー (ISCP) プログラムを受講完了する必要があり、今回はプログラムとして選定されているトレノケート株式会社の「トレイン・ザ・トレーナー」を受講中です。「トレーナーを育成するための研修」という名前の研修ですが、講師やトレーナーだけが対象というわけではなく、部下や後輩を育成・指導する人や講座を作る人、研修を運営する人向けの研修でもあります。
少々お高い気もしますが、少人数でがっつり4日間みっちり研修のため納得のお値段。オンサイトで受けていますが、どうやら10名が定員のようです。
受講層
MCT目指して受講しているのは私だけのようですが、ほかの方々は企業向けにIT系のトレーナーをされている方や、社内で講師や教育系の部署にいらっしゃる方々がいました。皆さん教える領域は様々。講師歴も1年未満の方から、独学で長年やっていたが教える型を知りたい!と申し込まれたベテラン風の方までバラエティ豊かです。途中で一人2分の自己紹介タイムがあるのですが、結構人となりが見えておもしろい。そしてみなさん人前で話すことに慣れている感ありでさすがです。
1日目のカリキュラム
1.学習を始める前に
- 自己紹介
- 個人目標の設定
- 成人学習
- 成人の学習と子供の学習の違い(ディスカッション演習あり)
- 学習の法則を研修に取り入れるには(プレゼンテーション演習あり)
- 受講者に役立つフィードバックをするためのポイント
※カリキュラムは、上記研修案内ページに掲載があります。
1日目は第2章までいきました。
1日目の振り返り
有償研修なので、詳細までは触れませんが、演習中心の講義です。教育学の理論に沿った学術的な内容なのでかなり勉強になっています。というかほとんどの時間、何かワークをしてるんじゃないか?ってくらい常に何かしています。経験→観察→考察→応用→経験…の学習のサイクルまわしまくり。そして初日からプレゼンの演習タイムもあり、なかなかの緊張感があります。
これまでの人生の様々な研修の中で自分が当たってきた「いい講師」「悪い講師」を思い浮かべながら、「あー教え方・話し方うまい人はこういう原則や法則を使っていたのかー」、「すごく当たりまえだけど子供に教えるのと大人に教えるのでそもそも前提や手法も確かに違うわねー(=成人学習)」「うーむ、このやり方は改めてみよう」と考えさせられる部分が多々あります。自分はいい講師であらねば…という自覚と焦燥感も身につく。
なかなか体系的に、講師のふるまいや講座の進め方等勉強してこなかったので、学びが多いです!明日も楽しみ。