こんにちは!
これはJapan AWS Jr.Championsの冬のアドベントカレンダー シリーズ3の19日目の投稿です。
他にも面白い記事が沢山あるのでぜひ見てください!
今回は、下半期に社内で AWS JAMイベント を開催したので、
今後の社内外でのコミュニティやイベント企画・運営の際に思い出せるよう、
思ったことや躓いたこと、良かったことなどを 備忘としてつらつら書いていこう と思います。
AWS JAMとは??
AWS Jam では、個人やチームが AWS クラウドのスキルを応用し、AWS サービスを利用して現実世界のオープンエンドの問題を解決することが求められます。
ゲーム型学習環境で作業します。これは、AWS マネジメントコンソールサンドボックスでシミュレートされたユースケースを通じて AWS クラウドのスキルを習得するのに役立ちます。
技術ドメインや職種、および難易度別に課題を選択します。必要に応じて、課題の解決に役立つヒントが用意されています。
AWS 側で準備された 実際の環境 に入って、
課題解決やトラブルシューティングを実施する ゲーム感覚の実践型ハンズオン教材 です。
前提事項
- クラウド系の部署向けに開催
- クラウド系部署といえど、SAP畑の人やセキュリティ畑の人が多く、
パブリッククラウドを専門としている人・触っている人は少なめ - 結構忙しい人が多い
- Skill Builder のサブスクリプションは 12 個購入
- 運営分を除いて 10 名まで 1 回あたり参加可能
- 11 月に 1 度、12 月に 1 度開催
- 11 月:広いテーマで実施
- 12 月:「生成 AI」をテーマに、主に Amazon Bedrock を扱った問題を選定
工夫したところ
チーム編成
- 初学者~上級者まで広く参加できるように、事前にスキルレベルのヒアリングを実施
- AWS 経験
- 資格取得数
- パブリッククラウドの経験 など
- スキルレベルがなるべく均一になるようにチームを組成
- 初心者でも安心して参加できるように配慮
関与時間
- JAM の時間は 8 時間 に設定
- 忙しい人が多いため、以下のスタンスで実施
- 13:00〜18:00:コアタイム
- 18:00〜21:00:お好きにどうぞ
- 時間内すべて参加する必要はなく、都合の良い時間のみ関与でも OK
- 事前に関与できそうな時間をヒアリングし、チーム編成にも反映
テーマ選定・オリエンテーション
- 初回は導入として 広い領域 の問題を扱う
- 2 回目は参加者アンケートを実施し、ニーズの高かった 生成 AI をテーマに設定
- オリエンテーションで以下を事前共有
- 最低限覚えておいたほうが良い用語
- 今回学べること
- 参加者がスムーズに入りやすいように工夫
難易度調整
- 事前ヒアリングにより参加者のスキルレベルを把握
- それに合わせて問題の難易度を調整
良かったところ・気付いたところ・今後に向けた改善案
事前準備が一番大事
- 1 回目の JAM
- チャレンジ概要を確認するのみで問題を選定
- 各問題でトラブルが発生した際、スムーズに対応できない場面があった
- 2 回目の JAM
- 運営側で すべての問題を事前に解いて確認
- 以下のような躓きポイントを事前共有
- JAM の仕様上、権限エラーが出るが気にしなくてよい
- Bedrock のモデルアクセスはデフォルトで有効化されるが、
チャレンジ側にはまだ反映されておらず自動クリアになるケースがある
- トラブル時もスムーズに対応できた
目的・テーマを明確にすること
- 「その JAM で どんな参加価値を届けたいか」を明確にすることが重要
- 2 回目の JAM では「生成 AI」にテーマを絞り、目的を以下に設定
- Amazon Bedrock の設定方法を知る
- 生成 AI アプリを構築・導入する際に抑えるべきポイントをつかむ
- 実際の導入例を知る
- テーマと目的が明確だったことで、一貫性のある問題選定 ができた
初学者向けであれば、
- 「インフラの基本概念を抑えられる問題で構成する」
といった形で問題選定に活かせると感じた。
学習効果を高める工夫
アンケートで多かった声:
- 「問題が解けないまま終わったときにもやもやする」
- 「部分的な課題・トラブルシュート対応に追われ、全体像がつかみにくい」
JAM の仕様と言ってしまえばそれまでだが、以下の工夫で改善できそうだと感じた。
- 事前・事後に「学べること」を明確に共有(第 2 回から実施済み)
- 上級問題だけでも
- アーキテクチャ図の配布
- 簡単な解説を最後に実施
- 関連する技術ブログや記事のリンクを提供
そこまで参加したい人は多くない
- 一番苦労したのは 参加者集め
- 部署全体のスキルセットや専門領域の偏りも影響している印象
- 普段パブリッククラウドを使っていない人に、
AWS 学習の魅力をどう遡及するか がカギ - 部署の全体会や勉強会に登壇するなど、地道な遡及が必要
- Jr.Champions の活動の魅力と合わせて、
社内の若手をどんどん巻き込むことも重要 だと感じた
まとめ
今回は、社内で AWS JAM イベントを開催してみて思ったことを
備忘としてつらつら書いてみました。
社内で似たイベントを企画することがある方の
一助になれば幸いです!