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未就学児のお世話をしながら1年かけてCKAに合格した話

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CKA(Certified Kubernetes Administrator)を受験して合格したので、備忘録としてまとめます。
仕事・家庭の合間を縫って少しずつ進めていたので、同じように「まとまった勉強時間がとれない」方の参考になればと思います。

勉強前の知識レベル

もともと Azure AKS で Kubernetes を触っていた時期がありましたが、数年のブランクがありました。
覚えていたのは、基本的なリソースの振舞いや「Pod が CrashLoop していたら describe でログを見る」のようなこと。
ストレージや障害調査は経験的に分かる部分もありましたが、体系的な知識は怪しい状態からの再開でした。

Udemy での学習スタート

学習には
Certified Kubernetes Administrator (CKA) with Practice Tests
を利用しました。
少しずつ、子の昼寝中や寝かし付け後にコツコツ進めるスタイルで進めました。

勉強計画とモチベ維持の工夫

週ごとにノルマを決めることはせず、業務や家庭の負荷に合わせて柔軟に進めるようにしました。
「今日は動画 1 本だけ」「今日は 10 分だけ」でもやったら OK、というゆるいルールです。

学習メモは Notion にまとめていました。
ちょっとしたコマンドメモや気づきを書いておくと、再開時に迷わず戻れるのが便利でした。

家庭との両立(または失敗談)

早朝に起きて 30 分〜1 時間ほど勉強できていた時期もあったのですが、
そのうち「お父さんいない」と子が気づくようになり、高頻度で呼び出されてしまいました…。
以降は夜に切り替えましたが、寝かし付けと同時に寝落ちしてしまう日も多く、ほとんど勉強できない週もありました。

それでも、細切れの積み重ねで進むしかなかったので、無理せず継続を優先しました。

模試と実践練習

Udemy 講座の Mock Exam は 1 時間以上かかるため、まとまった時間をとれず苦戦しました。
考え方を変えて「やれるところまでやって、別の日に続きをやる」というスタイルに切り替え、完璧を目指すより「できた分を積み上げる」意識で進めました。

Mock Exam 1・2 を終えた時点である程度手応えを感じ、学習開始から 1 年を超えていたこともあり、試験の購入に踏み切りました。

受験環境の準備

受験は Windows 端末 を使用しました。
普段は業務で Mac を使っているため、操作感を揃える目的で PowerToys を導入していましたが、
PSI Remote Testing の要件チェックで PowerToys 使用 NG が判明。泣く泣くアンインストールしました。
コピペ操作には細心の注意を払うことに。

また、画面解像度について下記の記載があったため、1920×1080 に設定しました。

Candidates should lower their screen resolution to the recommended size of 1920 x 1080
Linux Foundation Candidate Requirements

試験前の調整と Killer.sh

Killer.sh は試験購入時に 1 回実施し、正答率 75%ほどだったので「これならいけそう」と思い予定を入れました。
残りの 1 回は試験前日に実施し、復習と手順練習に充てました。

まとめとこれから

まとまった勉強時間を確保できず、進みの遅さに焦る時期も多かったですが、
「できるときに、できるだけ」を続けて、ようやく合格にたどり着きました。

CKA の学習を通じて、Kubernetes の理解だけでなく、
「学びを続けるための仕組みを整える」 ことの大事さも実感しました。

今後は CKAD にも挑戦していきたいと思います。
(といいつつ、しばらくは子の寝かし付けで一緒に寝落ちする生活が続きそうです)

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