スマートロック(鍵をスマホで開けるやつ)を自作してみました。
簡単な電子工作ができれば、だれでも作れちゃいます!
その作り方を紹介します。
今回のはQrio Smart Lockにだいぶ感化されて作りました。
発売に合わせて記事出そうかなと思ってたんですが、確認したら9/19に延びたみたいですね。
実装済みの機能
- 端末側のボタンで施錠・解錠
- iOSアプリから施錠・解錠
- 自動ロック解除
今回使用するBLE nanoは技適を受けているチップが載っているので、日本国内での使用もOKです!
用意するもの
- RedBearLab BLE Nano キット 4730円
- 楽しい工作シリーズ No.183 ユニバーサルアームセット 375円
- マイクロサーボ SG92R (SG-90でも可) 500円
- 電池ボックス 単3×4本 リード線付 60円
- 耐熱通信機器用ビニル電線 620円
- 分割ロングピンソケット 80円
- ピンヘッダ 40円
- トランジスタアレイ TD62003APG 100円
- 5V小型リレー Y14H-1C-5DS 80円
- タクトスイッチ 10円
- ユニバーサル基板 60円
ほとんどの部品は秋月電子で購入できます。
ユニバーサルアームセットは秋月電子に直接買いに行けるのなら、すぐ近くの千石電商もしくはツクモロボット館で売ってます。
RedBearLab BLE Nanoはスイッチサイエンスもしくは、RedbearLabから購入できます。
2015/9現在、スイッチサイエンスでは品切れのようです。
2015/10現在、RAM容量が増えた新しいものがスイッチサイエンスで購入できるようになっていました。
2015/10/15更新
https://www.switch-science.com/catalog/2003/
にて、旧版の在庫処分中のようです。1200円ほどお安く買えるので是非!
ReadbearLabで買ったほうが少しお安いです。
メカ組み立て
部品の用意
ユニバーサルアームセットとサーボモータ、電池ボックスを用意します。
ユニバーサルアームセットは、写真の部品しか使いません。
写真に入れ忘れましたが、耐熱通信機器用ビニル電線もしくは細めの針金が必要です。
切断箇所をマーク&カット!
ユニバーサルアームセットの棒2本を写真のところに印をつけてカットします。
上は3本を同じ長さに。下はちょうど半分です。
カッターなどで切り込みを入れて手で力を入れると綺麗に割れます。
割った!
サムターンつまみをつくる (その1)
サムターン(扉内側のつまみ部分)を回す部分を作ります。
3分割した棒のうち2本。中位の長さのネジを2本。L字の部品を2本。スペーサー(小)2つ。ナット2つを用意。
写真の通り組み上げます。
簡単でしょ?
サムターンつまみをつくる (その2)
その1でできたもののL字の部品に3分割した残り1本を取り付けます。
短いネジ2本を使ってください。
サーボの接続部分取り付け!
セロハンテープで十分です。
軸受け部分がど真ん中に来るようにしてください。
サーボ固定棒の組み上げ
半分にした棒でサーボを挟み込むように固定します。一番長いネジを使ってください。
サーボの向きと位置に注意!写真手前のネジ寄りにサーボを配置してください。
電池ケースとの接続 (その1)
サーボ取り付け位置の反対側をスペーサー(中)とネジ(中)で固定してください。
電池ケースとの接続 (その2)
耐熱通信機器用ビニル電線を20cmくらいに切って使います。(針金でも構いません)
写真のように絡ませて、、、
完成!
電池ボックスの下側をドアに貼り付けて使います。(強力両面テープなどで。)
私の家のドアは鉄製なので、ネオジム磁石(100均で売ってる)をテープで貼り付けてドアにひっつけて使ってます。
つづきは電子回路作成編へ。