広島会場にて、COLMAPが動かない事象が発生しました。
<使用ソフトウェア>
COLMAP
仕様バージョン:3.13.0 (colmap-x64-windows-nocuda.zip)
https://github.com/colmap/colmap/releases/tag/3.13.0
<事象>
①作業スペースの設定を保存するときに落ちる(下図のsaveを押すと落ちる

②ハイスペックな人ほど落ちる?
落ちる
Intel Core ULTRA 7
GPUの性能が高いマシン
落ちない
Intel Core ULTRA 5
Intel vPRO i7
Intel Core i7
Intel Core i9
詳細調査(インターネット調べ)
・GPUが相性悪いらしい
詳細調査(ChatGPT調べ)
・COLMAPのGUIはQt5+OpenGLで動いている。
・Ultra7のArciGPUのOpenGLがQtと衝突するので、COLMAPがSave時のOpenGL再初期化で落ちる。・Ultra5は軽量版なので影響が出にくい。
・現状として、Intelのドライバが最新であればあるほどQtと衝突するバグが入りやすい。
GPUコア数(EU数)が増えるほど、Qt/GLとの衝突率が上がる(Ultra5は無事で、IUltra7が落ちる理由)
解決策
・Intel GPUドライバーを古い版にする→めんどくさい
・COLMAP側でGPUを使わない設定にする→save押さずに設定を開ける感じがしない
・GUIではなくCLIで進める→コマンドプロンプトアレルギーには厳しくない?
・本物のSoftware OpenGLを入れる→なんかやりたくない
解決策(コマンドなどをやりたくない人向け)(初心者向け)
バッチ作ってみた。
ここにリンク貼る予定
使い方
COLMAP-safe-ULTRA_v2.batをCOLMAP.batと同じ場所に置く。

COLMAP-safe-ULTRA_v2.batダブルクリックして起動する。
File→ New Project
DatabaseとImagesのフォルダパスを必ず設定する。
Imagesのフォルダには必ず画像ファイルが入っていること。(これがないと落ちるかも)
