はじめに
Amazon Q CLIを使って、AWSのアイコンからサービスの名称を当てるゲームを作りました。
「Amazon Q CLI でゲームを作ろう Tシャツキャンペーン」を知り、滑り込みで参加して作ったものです。進め方や感想などを記載します。
作ったもの
AWSのアイコンからサービスの名称を当てるゲームです。※ 4倍速で再生しています

進め方① Amazon Q CLIのインストール
Windows端末を利用しているので、こちらのページを参考にWSLのインストールから進めました。
詰まったポイント
-
wsl --install実行後に端末を再起動する必要がありました -
q login実行後、Use for Free with BuilderIDを選択したものの、「Error : dispatch failure」というエラーが発生してログインに進めませんでした。試行錯誤の末、接続していたWi-Fiを別のものに切り換えるとエラーが解消されました。どうして…
進め方② Amazon Q CLIに最初の指示を出す
ここからはAmazon Q CLIに指示を出してゲームを作っていきました。まずはq chatでQとのチャットを開始します。

はじめに以下のような指示を出しました。
> AWSのアイコンに紐づくサービス名を当てるゲームを作りたいです。
- 1プレイにつき10問のクイズ
- 画面上部にアイコンが表示され、画面下部にサービス名の候補が表示される
- サービス名の候補から、正しいサービス名を選択できれば正解
- 10問に1回、存在しないアイコンを表示させる
- 存在しないアイコンの場合、「そんなアイコンはない」が正解の選択肢
- プレイが終了したら正解数が表示される
正式なアイコンが取得できず苦心した結果、苦肉の策なのか絵文字で代替してくれたようでした。かわいいやつめ…
進め方③ Amazon Q CLIに修正の指示を出す
やっぱり正式なアイコンでクイズがしたいので、修正の指示を出していきます。
何ラリーかした後に、アイコンをローカルにダウンロードする方法を試してくれました。
もちろんダウンロードも自動でやってくれます。

そして出来上がったのがものこちら!ちゃんとアイコンが表示されました!

一つひねったポイントとして、「10問に1回偽のアイコンのクイズを出す」という仕様をもうけていたのですが、生成してくれた偽アイコンが微妙だったので修正をお願いします。

感想
- アイディアがどんどん形になるのがとても楽しかったです。
- 作成自体にかかった時間は1時間ほどでした。(私自身はpythonほぼ未経験なので、自力でやるとなると10倍以上の時間がかかるはずです…)
- 実際の開発に取り入れるためには、環境の指定やコードを書く際の規約なども、前提の指示として組み込む必要があると感じました。
- コードを書き進めている途中で難儀した場合、「とにかく動くものを作る」という最終目的のもと割と突飛な修正方法を実行する傾向があったようにみえました。これについては指示側がこまめに軌道修正するか、もっと細かい単位で指示を出していく必要があると思いました。
まとめ
今回初めてAmazon Q CLIを使ってみましたが、「ここまでやってくれるのか…!」という驚きがありました。
またキャンペーンとして開催されていることで、楽しくチャレンジすることができました。Tシャツ届くのが楽しみです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。





