📰 海外事例
元記事:Codex CLI installs a persistent, self-updating background daemon by default(github.com)
OpenAIのコーディングエージェント「Codex CLI」が、バージョン0.157.0から、利用者に知らせないまま常駐プロセス(裏で動き続けるプログラム)を立ち上げ、自動更新まで行っていたことが、GitHubのIssue #48195で報告されました。Hacker Newsでも取り上げられ、批判が集まっています。
何が問題なのか
起票者の報告で特に問題視されているのは次の点です。
- Codexのウィンドウを全部閉じても、裏のプロセスは動き続ける
- 本体一式(約374MB)を別の場所へ丸ごとコピーし、以後はそのコピーが動く
- 1時間ごとに更新を確認し、自動で入れ替える。その際、作業中の処理が強制終了されることがある
- 最初に起動したときのネットワーク設定を、後のセッションでも使い続ける
リリースノートには「バックグラウンドのサーバーを自動で起動するようにした」という一文しかなく、常駐や自動更新の説明はありませんでした。Windowsで入力を受け付けなくなった、気づいたら裏で1.3GBの更新をダウンロードしていた、という報告もあり、コメント欄には「マルウェアのようだ」「会社の契約を解約する」といった声まで並んでいます。
止め方
公式の設定一覧にはまだ載っていないようですが、利用者の報告では、設定ファイル(config.toml)に次の1行を書くと常駐が止まります。
daemon_auto_start = false
すでに動いているプロセスの止め方など、詳しい手順はIssue本文にまとめられています。
自動更新そのものは悪い仕組みじゃないと思います。問題は、常駐の仕方と、作業中のプロセスを再起動するのにひと言の確認もないこと。「更新があるので再起動しますよ」と聞けば済む話で、わざわざ承諾なしに常駐させる作りにした理由はよくわからん。
影響の大きさは使い方次第。1回1回の作業が小さい人なら、実害はほぼないでしょう。ただ、マルウェアのように我が物顔で勝手にPC内で動き回るうえ、知らないうちに1GB超えのダウンロードが走るのは、使い方に関係なく見過ごせない。1.3GBでも十分すぎるほどでかいです。Codexを入れてる人は、一度設定を見ておくべきかもですね。




