はじめに
みなさんこんばんは!hiropyです。
今回はre:inventで参加したセッションを、英語できないマンなりにざっくり振り返っていこうと思います!
本記事では「Adam Selipsky Keynote」(一番大きなキーノート!)について記載していきます。
翻訳ミス、意図の取り違えがあるかもしれませんが、「こんなことしてたんだ」くらいでご参考にしていただけると幸いです。
セッション概要
- セッション名:KEY002 | Adam Selipsky Keynote
- セッションタイプ:Keynote
- レベル:-
セッション概要は以下の通り。
アマゾン ウェブ サービスCEOのアダム・セリプスキーがクラウド・トランスフォーメーションについて語ります。セリプスキーは、データ、インフラストラクチャー、人工知能、機械学習におけるイノベーションを紹介し、AWSのお客様がより早く目標を達成し、未開拓の可能性を掘り起こし、より良い未来を創造できるよう支援します。
今回のイベントで一番大きいKeynote。様々な新しいサービスやアップデートが発表されました!
セッション内容
サービスの発表やアップデートに絞り、提携系はキャッチアップできなかったので対象外にします。
Amazon S3 Express One Zone
https://aws.amazon.com/jp/blogs/aws/new-amazon-s3-express-one-zone-high-performance-storage-class/
従来のS3 Standard よりも最大10倍のパフォーマンスを発揮する、Amazon S3 Express One Zoneが発表されました。
注目ポイントは以下の通りです。
- 特定のAZに配置する
- 同一のAZにアクセスするサービス(EC2, ...)を配置することで、レイテンシを短縮できる
- コストを最大50%削減
- データアクセスの速度が10倍にアップデート
機械学習等の分野で活用すると、学習速度の向上につながります!
Graviton4
https://aws.amazon.com/jp/blogs/aws/join-the-preview-for-new-memory-optimized-aws-graviton4-powered-amazon-ec2-instances-r8g/
新しくGraviton4プロセッサが発表されました!
Graviton3と比較すると、Graviton4 はデータベースで最大 40%、Web アプリケーションで 30%、大規模な Java アプリケーションで 45% 高速になるそうです。
合わせて、Graviton4を搭載したR8gインスタンスも発表されました。
Trainium2
MLをトレーニングするために最適なチップである、Trainium2が発表されました。
AWS Neuron上で、MLモデルを最適化する際にも利用できます!
Bedrock fine tuning
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/bedrock/latest/userguide/fine-tuning.html
Bedrock に対し、トレーニングのデータセットを作成しファインチューニングを行うことができるようになりました!
Bedrockのカスタマイズが可能になったことで、よりユーザのニーズにあったソリューションが構築できそうです!
まずはTitanのみがトレーニング対象で、今後ClaudeもFine tuningの 対象になるそうです。
Agent for Bedrock
https://aws.amazon.com/jp/bedrock/agents/
自然言語によりやりたいことを入力することで、複雑なタスクを自動化することができるAgent for BedrockがGAになりました!
Agent for Bedrockでは、プロンプトの提案から実施されるので、プロンプトエンジニアリングに慣れていない方、馴染みのない方でも簡単に始めることができます!
Guardrails for Amazon Bedrock
https://aws.amazon.com/jp/blogs/aws/guardrails-for-amazon-bedrock-helps-implement-safeguards-customized-to-your-use-cases-and-responsible-ai-policies-preview/
Bedrockを使用する際のガードレールを提供するGuardrails for Amazon Bedrockがプレビュー版として発表されました!
デフォルトで備わっているセキュリティ対策に加え、有害なコンテンツを削除することが可能になります。
除外は、特定のコンテンツだけでなく、特定のワードでも除外が可能です。
Amazon Q
今回の目玉、Amazon Qが発表されました!
こちらは別の記事でまとめております。
zero-ETL for Amazon Redshift
以下のサービスも、zero-ETL for Amazon Redshiftに対応することが発表されました!
- Amazon Aurora PostgreSQL
- RDS for MySQL
- DynamoDB
zero-ETL の波を感じますね、、
Amazon DynamoDB zero-ETL integration with Amazon OpenSearch Service
https://aws.amazon.com/jp/blogs/aws/amazon-dynamodb-zero-etl-integration-with-amazon-opensearch-service-is-now-generally-available/
OpenSearch Serviceにもzero-ETLの波がやってきました!
Amazon DataZone AI recommendations
様々なデータを迅速にカタログ化するAmazon DataZoneで、より良いインサイトを得るための最適な方法をレコメンドする、Amazon DataZone AI recommendationsが発表されました!
裏側でBedrockが動くそうです!
Project Kuiper
https://www.aboutamazon.com/what-we-do/devices-services/project-kuiper
多数の衛星群を使用して世界的なブロードバンドアクセスを増加させる、Project Kuiperというプロジェクトが発表されました!
正直よくわからなかったのですが、個別で通信を構築するように伺えました!
最後に
いかがでしたでしょうか?
今年も魅力的なアップデートがたくさんありますので、皆さんの参考になれば幸いです。
(取りこぼしていたらすみません)