erfという関数の存在を知ったのでメモ。
言ってみたい方はExcelなどで計算してみましょう。
用意するデータ
- 残りのリソース量(R)
- 例:↓ほど細かい
- スプリント数
- 人スプリント
- 人日
- 人時
- 例:↓ほど細かい
- 未消化のタスク量(T)
- 例:↓ほど細かい
- タスク数の総和
- タスクの相対見積もりの総和(ストーリーポイントなど)
- タスクの見積もりの総和(人日,人時など)
- 例:↓ほど細かい
- 過去実績における"タスク量 / リソース量単位"の平均(M)と分散(V)
- 例:↓ほど細かい
- スプリント(あるいは週別、月別などの期間)別に集計
- タスク別に集計(各タスクに消費したリソース量を記録しておく必要あり)
- 例:↓ほど細かい
計算
- 残りのリソース量で消化可能なタスク量の期待値(μ)
- M * R
- 残りのリソース量で消化可能なタスク量の標準偏差(σ)
- √( V x R )
- T = μ - xσ の x
- (μ - T) / σ
- 残りのリソース量で消化可能なタスク量が μ - xσ 以上である確率 = リソースが足りる確率 = 成功率
- 0.5 + erf( x / √2 ) / 2
- μ 以上である確率は 50%(=0.5)
- μ ± xσ の範囲内である確率は erf( x / √2 )
- μ ~ μ - xσ の範囲内である確率は erf( x / √2 ) / 2
- 0.5 + erf( x / √2 ) / 2