AWS上でWordPressを構築していて、メール設定をしていたところ、設定自体は上手くいったのですが、しばらくすると次のようなエラーが出るようになりました。
SMTP Error: data not accepted.SMTP server error:
DATA END command failed Detail: Message rejected: Email address is not verified.
The following identities failed the check in [送信先メールアドレス].
SMTP code: 554
エラー内容を見る限り、正しいメールアドレスとして認識されずに送信に失敗しているようです。
メールソースを見ると、SiteGuardプラグインから送出されているようで、恐らくログイン失敗時にメールを飛ばそうとしたみたいです。ただ、そもそもメールが送れないことが問題なので、このソースは関係なさそう。
結論
今回はメール配信サービスにAWS SESを利用しました。
そこで設定したメールアドレスと上記エラー内の[送信先メールアドレス]が異なっていました。
WP Mail SMTPの設定内には「このメールを強制使用」というチェックボックスがあり、ここにチェックを入れると指定されたメールアドレスに強制的にメールが送られるようです。
こちらのチェックを入れた後、メールテストを行ったらエラーは出なくなりました。
ただ、SiteGuardが違うメールアドレスに送信しようとしたなら、どこかにその設定があると思うんですが、SiteGuardの設定内にメールアドレスの設定は見つかりませんでした。対象のメールアドレスは以前、WordPressの一般設定に書いていたものなので、そこのキャッシュなどが残っていたのかもしれないですね。
追記
SiteGuardはWordPressユーザーに設定しているメールアドレス宛に通知を送るようです。
そのため、下記ユーザー編集画面でメールアドレスを変更すれば、エラーは出なくなります。