2
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 1 year has passed since last update.

【無料利用枠】AWSでWordPressブログをつくろう Part.4 WordPress設定編

Posted at

はじめに

Part.1 初期設定~インストール編
Part.2 独自ドメイン設定~SSL化編
Part.3 S3画像保存~SESメール転送編
->Part.4 WordPress設定編

今回が最終回となります。
基本的にWordPress自体の設定となるため、AWS側は触りません。

概要

今回の設定対象は下記の通りです。

  • WordPress側のSSL対応
  • ログインURLの変更
  • WordPressバックアップ設定

WordPress側のSSL対応

前回Part.2でSSL化の設定を行い、サイト自体はSSL対応が完了しました。
しかし、WordPress側の設定では、まだSSLに対応する前の設定のままなので、設定変更していきます。

まず、WordPressの設定画面を開くと、「WordPressアドレス」と「サイトアドレス」がhttpになっていると思います。
こちらをhttpsに変えていきます。
image.png

TeraTermでEC2にSSH接続して、「/opt/bitnami/wordpress/wp-config.php」を以下のように編集します。

# define( 'WP_HOME', 'http://' . $_SERVER['HTTP_HOST'] . '/' );
# define( 'wp_SITEURL', 'http://' . $_SERVER['HTTP_HOST'] . '/' );

define( 'WP_HOME', 'https://' . $_SERVER['HTTP_HOST'] . '/' );
define( 'wp_SITEURL', 'https://' . $_SERVER['HTTP_HOST'] . '/' );

次にapacheを再起動します。

sudo /opt/bitnami/ctlscript.sh restart apache

WordPressから強制ログアウトされるので、再度ログインして、httpsになっているか確認します。
image.png

ログインURLの変更

WordPressはデフォルトだと、URLの最後に「/wp-admin」または「/wp-login.php」をつけることでログイン画面を表示することが出来ます。

しかし、デフォルトのままだとセキュリティ的によろしくないので、ログインURLを変更していきます。

SiteGuardの設定

ログインURLの変更には、SiteGuardというプラグインを使用します。

WordPressのプラグインの画面からインストールします。
image.png

SiteGuardを利用するには、mod_rewriteがサーバーにロードされている必要があるのですが、
Bitnamiだとデフォルトで無効になっています。
そのため、これを有効にしていきます。

TeraTermでEC2にSSH接続して、下記のファイルを編集していきます。

  • /opt/bitnami/apache2/conf/vhosts/wordpress-https-vhost.conf
  • /opt/bitnami/apache2/conf/vhosts/wordpress-vhost.conf
    (Bitnamiのバージョンによって、場所が違う場合があるので注意してください。)

上記ファイルそれぞれAllowOverride Noneをコメントアウトして、AllowOverride Allを追記します。

  <Directory "/opt/bitnami/wordpress">
    Options -Indexes +FollowSymLinks -MultiViews
    # AllowOverride None
    AllowOverride All

下記コマンドでapacheを再起動します。

# sudo /opt/bitnami/ctlscript.sh  restart apache
Restarted apache

WordPressの画面に戻って、SiteGuardの設定画面から下記2つの設定をしていきます。
image.png

管理ページアクセス制限はONにすることで、wp-adminでのログインを禁止することができます。
image.png

ログインページ変更の画面では機能をONにして、ログインページ名は覚えられる名前にしてください。
また、オプションにチェックを入れて、設定を保存します。
image.png

別のブラウザで変更後のログインページを開いてみて、ログイン画面が表示されれば成功です。
また、「/wp-admin」と「/wp-login.php」でのログインができなくなっているか確認してください。
※この時、別ブラウザを利用するのは上手くログインできなかった場合に、元のブラウザで設定を元に戻すためです。

WordPressバックアップの設定

WordPressを運用していくと、WordPress本体やプラグインのアップデートを定期的に行っていきます。
アップデートの際に不具合が出てしまう場合があるため、バックアップから復旧できる状態にしておく必要があります。

バックアップ用のプラグインはいくつか利用してみたのですが、個人的に「UpdraftPlus WordPress Backup Plugin」が使いやすかったので、こちらをインストールしていきます。
image.png

使い方は簡単です。「今すぐバックアップ」をクリックすると、ポップアップが表示されます。
image.png

バックアップ対象を選択して、「今すぐバックアップ」をクリックするとバックアップが生成されます。
image.png

また、設定からバックアップのスケジュール設定も行うことができます。
image.png

さいごに

ここまでご覧頂き、ありがとうございました。

あとは好きなテーマやプラグインをインストールして、自分好みのカスタマイズをしてみてください。

2
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
2
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?