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Windows上にGUI付ソースコード管理環境を構築

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Last updated at Posted at 2026-06-17

はじめに

生成AIによるコード生成を活用してちょっとしたツールを作る機会が増えた。
作成したツールを簡易なメモ(README)と一緒に管理することで、ツールを使いまわせるようにしたいと思ったときに、GUI付のGit環境が欲しくなった。
会社でも使えるようにオンラインサービスを活用せずにローカルで活用できるものをと思うと、Gitlabの常時起動はメモリ消費が激しくリソースがもったいないので、軽量なGitツールが無いかと探したときにGiteaと出会った。
環境構築のメモ用に本記事を作成する。

Giteaとは

Giteaは、Gitホスティング、コードレビュー、チームコラボレーション、パッケージレジストリ、CI/CDなどを含む、使いやすいセルフホスティング型のオールインワンソフトウェア開発サービスです。
MITライセンスの下でオープンソースとして提供されています。
軽量で使いやすく、高度なカスタマイズが可能になるように設計されているため、小規模チームから大規模組織まで、あらゆる規模の組織に最適です。
https://about.gitea.com/products/gitea/

本手順でやること

  • Giteaのインストール(初期設定含む)
  • サービス化による自動起動設定
  • タスクトレイのインジケータに表示

前提条件

  • OS: Windows 10 / 11 または Windows Server
  • コミュニティ版のGiteaを使用

1. Giteaのインストール(初期設定含む)

1.1 Giteaのダウンロードとインストール

Giteaは単一の実行ファイル(バイナリ)で動作するため、複雑なインストール作業は不要。

  1. Giteaの公式ダウンロードページから、Windows向けの最新バイナリ(例: gitea-x.x.x-windows-4.0-amd64.exe)をダウンロードする。
    (2026/05/30時点ではバージョン1.26.2)

  2. C:\Gitea というフォルダを作成する。

  3. ダウンロードしたアプリケーションファイル名を gitea.exe に変更し、作成したフォルダ(C:\gitea)内に配置する。

    アプリケーションの配備.png

1.2. 初回起動と初期設定

初期設定を行うため、まずはコマンドプロンプトから手動で起動する。

  1. コマンドプロンプトを開き、以下のコマンドを実行する。

    cd C:\Gitea
    gitea.exe web
    
  2. ブラウザを開き、http://localhost:3000 にアクセスする。

  3. 初回アクセス時は「初期設定」画面が表示される。
    今回は自分用の小規模環境なので、DBにはSQLiteを使用。その他はほぼデフォルト値。

    • データベース設定:
      • データベースタイプ:SQLite3
      • パス:C:\Gitea\data\gitea.db
    • 基本設定:
      • サブタイトル:Oreno Repo powered by Gitea
      • リポジトリのルートパス(※):C:\Gitea\data\gitea-repositories
      • Git LFSルートパス(※):C:\Gitea\data\lfs
      • 実行ユーザ名(※):(OSのログインユーザ)
      • サーバドメイン(※):localhost
      • SSHサーバのポート(※):22
      • Gitea HTTPポート(※):3000
      • GiteaのベースURL(※):http://localhost:3000/
      • ログの保存先パス(※):C:\Gitea\log
        ※ はデフォルト値

    Gitea_初期設定画面.png

  4. 設定が完了したら画面下部の「Giteaをインストール」をクリックする。

  5. 管理者アカウント登録画面において、必要情報を入力して登録する。
    管理者アカウント登録画面.png

  6. コマンドプロンプトに戻り、Ctrl + C を押してGiteaを一度停止する。

2. サービス化による自動起動設定

Windowsの再起動時にもGiteaが自動的に起動するように、Windowsサービスとして登録する。

  1. C:\gitea\custom\conf\app.ini (初期設定時に自動生成されます)をテキストエディタで開く。

  2. RUN_USERの項目を、ご自身のWindowsコンピューター名に変更する (例:RUN_USER = COMPUTERNAME$`)。

    RUN_USER = COMPUTERNAME$
    
  3. 管理者として実行したコマンドプロンプトを開き、以下のコマンドを実行してサービスを登録する。

    sc.exe create gitea start= auto binPath= "\"C:\gitea\gitea.exe\" web --config \"C:\gitea\custom\conf\app.ini\""
    
  4. コマンドプロンプトで [SC] CreateService SUCCESS と表示されれば成功。
    コマンドプロンプト_サービス登録.png

  5. Windowsキー + R で「ファイル名を指定して実行」を開き、services.msc と入力して「サービス」画面を起動する。

  6. 一覧から「gitea」を探して右クリックし、「開始」を選択する。
    サービス起動画面.png

これで、Windowsを起動するたびにGiteaもバックグラウンドで自動起動するようになる。

3. タスクトレイのインジケータに表示

タスクトレイのアイコンから、Giteaの現在の稼働状態(起動・停止)の確認や、再起動などを直感的に行えるようにするため、インジケータにGiteaを追加する。
Gitea本体にはタスクトレイに常駐する機能はないが、Windowsサービスをタスクトレイから直接管理・監視できるフリーソフト「ServiceTray」を使うことで実現する。
ToDo:独自アイコンを指定できるようにツールを自作したい。 ⇒ 実現!(2026/06/18)

ServiceTrayの導入と設定

  1. ServiceTrayの公式サイト等からインストーラーをダウンロードし、インストールする。
    (2026/05/30時点ではバージョン6.0)

  2. 「ServiceTray」を起動する。

  3. 以下の設定を行います。

    • Monitor this service:
      プルダウンメニューから、先ほど登録した gitea サービスを選択する。
    • Show this icon in the tray:
      トレイアイコンの形状を選択する。
    • Create the shortcut in:
      Startup(スタートアップフォルダ)を選択する。これにより、Windowsログイン時に自動でタスクトレイに常駐するようになる。
      ServiceTray_設定画面.png
  4. 右下の「Create Shortcut」ボタンをクリックする。

  5. 数秒待つと「Success」画面が表示され、設定が完了する。
    ServiceTray_完了画面.png

    再起動後、インジケータにアイコンが表示されるようになる。

おわりに

以上の手順で、Windows上にローカル用のGitサーバーを構築完了。

後日談

タスクトレイにアイコン表示する独自アプリを作ったので、ServiceTrayを置き換えた。
任意のWindowsサービスをタスクトレイで管理するアプリを自作

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