ネタ記事です。
好きな惣菜発表ドラゴン、かわいいですよね。自分のterminalでも表示したい!という人も多いのではないでしょうか。
よく考えたら、Unixにはcowsayコマンドという近しいものがあるではないですか。
cowsayコマンド
cowsayコマンドとは、牛のアスキーアート(AA)に好きなことを喋らせることができるUnixコマンドです。
fortuneコマンドと組み合わせて、格言を言わせる使い方をよく見ますよね。
表示されるAAには種類があり、share/cowsディレクトリに表示できるAAが.cowファイルで保存されています。
自作のAAを表示したければ、cowsディレクトリ下に.cowという拡張子でAAを追加すれば良いのです。
好きな惣菜発表cowsayの作り方
まず、好きな惣菜発表ドラゴンのAAを作ります。ここが一番大変です。
筆者が作ったAAを貼っておきますが、もっと上手い人は自分で作るといいでしょう。
<<
___( ^ )
___ )____
| | _ ] _ \\
| |_| )
| |_| \\
""( ) _ _ ^~
_ ( _)
作成する上で注意しないといけないのは、AAにエスケープ記号である「\」が含まれる場合、ひょうじされないことです。「\」を使いたい場合は二つ重ねて「\」としてエスケープをキャンセルしましょう。
AAを作ったら.cowファイルを作成します。ここで、cowの.cowファイルはどうなっているのか見てみましょう。
レイアウトが崩れていますが、牛のAAだけでなく
$the_cow = <<"EOC";
なども書かれています。これは、perl の$the_cow変数にAAを代入している処理です。この部分も踏襲して、
$the_cow = <<EOC;
$thoughts
$thoughts
<<
___( ^ )
___ )____
| | _ ] _ \\
| |_| )
| |_| \\
""( ) _ _ ^~
_ ( _)
EOC
というようなファイルを作成し、sukina_souzai_happyou_dragon.cowとかの名前でcowsディレクトリの下に追加します。
表示方法
cowsayに-fオプションをつけて、保存したファイル名で呼び出せば良いです。
$ cowsay -f sukina_souzai_happyou_dragon "からあげ"
好き好き大好き〜
まとめ
cowsayコマンドは標準入力を受け取って表示するので、別のコマンドと併用すればランダムな好きな惣菜を言わせることもできるでしょう。Unixコマンドって楽しいですね。