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【Guideline 2.1 - Information Needed】IDFA関連のApple審査リジェクト対処法

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アップデート時にAppleの審査で、「Guideline 2.1 - Information Needed」によってリジェクトされました。
「情報が足りない」という内容で、今回はiOS14.5で必須となっているIDFA取得に関連していました。
同様のリジェクトを受ける可能性がある方もいると思うので、記録しておきます。

Guideline 2.1 - Information Needed

「Information Needed」についたコメントは以下の通りです。

We're looking forward to completing the review of your app, but we need more information to continue. Specifically, we noticed that your app uses the AppTrackingTransparency framework, but we haven't been able to locate the App Tracking Transparency permission request.

要約すると、
「AppTrackingTransparencyフレームワークを使用しているのは分かるけど、どこで使っているのか分からない」
と言っているようです。

IDFAの取得にはiOS14のAppTrackingTransparencyフレームワークが必須となっているため、前回のアップデートで既に導入済みでした。
前回は一発で審査を通っていたのに、なぜか今回はリジェクトされることに……。
審査担当者によってもジャッジが微妙に異なるのかもしれませんね。

IDFA取得のダイヤログ起動タイミング

IDFA取得の許可を求めるダイヤログは、初回起動時にのみ表示するようにしています。
方法は色々あると思いますが、私の場合は初回起動かどうかを変数のBool型の値でジャッジしていました。
それが分かりにくいと判断されたようです。

【解決方法】どのように実装したのかメモ欄に記載

実装方法に間違いがなければ、具体的な実装方法を返信で説明すればOKです。
そもそもこうしたリジェクトを回避するために、申請時に「App Reviewに関する情報」のメモ欄で説明しておくことをおすすめします。


スクリーンショット 2021-05-11 9.27.16.png

メモ欄に具体的な実装方法を記述した上で、実際のコードのスクショをファイルで添付すればカンペキです。

自分も含めて英語が苦手な人にはちょっと手間ですが、Google翻訳を使って作成した文章でも十分伝わると思います。
気になる人は冒頭に
「I want to apologize in advance, I am not fluent in English.」
とでも入れておけば、英語が苦手なので意味を上手く伝えられないかもしれない…ということは伝わるかと。
日本からの申請である以上、先方も英語が不得手な人が多いことは理解してくれていると思いますが。


IDFAの許可タイミングは難しいですね。
AdMobを使用していますが、広告主の多くが離れるとか、ユーザーの許諾率がめちゃくちゃ低いとかネガティブな話題ばかりなので、Apple様が何らかの緩和策を講じてくれることを期待します。

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