【AZ-900】「料金プランとサポート」についての整理 #Azure

本記事の目的

本稿はAZ-900を受験するにあたり参考とした教材「合格対策 Microsoft認定 AZ-900:Microsoft Azure Fundamentalsテキスト&問題集」について学習した内容を、自身の備忘録としてまとめたものです。
- 参考(amazon url)：合格対策 Microsoft認定 AZ-900:Microsoft Azure Fundamentalsテキスト&問題集
AZ-900は2020年11月9日に試験内容が変更されており(詳しくは公式サイト参照)、上記本は2020年3月8日時点での内容のため、章の構成が最新状況と異なります。
しかし、求められているスキルを確認すると、求められる内容自体に大きな変化はない ため、こちらの参考書は未だ有効であると判断しました。
- 試験内容を日本語訳した記事もQiitaで作成しました。→ 【AZ-900】試験範囲の変更内容の翻訳【2020年11月9日更新内容】
この記事を参考にされる方は、上記背景をよくご理解の上、ご活用ください。

ユーザーアカウントと、それらのアカウントで作られたリソースをグループ化する
アカウントは複数のサブスクリプションを保有する事が可能
- 目的によって使い分けるため(開発部門、テスト目的、本稼働用など)
- リソース数の制限を緩和するため(1サブスクリプションの制限以上のリソースを持つため、サブスクリプションを2つ以上契約する)
- アクセスを分割するため(開発部のサブスクリプション管理者を、営業部サブスクリプションのリソースにアクセスさせない)
サブスクリプション内のリソースは、別のサブスクリプションに移動可能
- ユーザー自身が実施する必要あり
- 全てのリソースを移動できるわけではない(ごく一部のリソースは移動できない)
- リソースの移動中でもリソースの操作は可能のため、ダウンタイム（稼働停止時間）は無い
- リソース移動中、リソースグループがロックされる(グループ無いのリソースの作成や削除はできない)

ユーザーは1度だけ無償使用版サブスクリプションを作成できる
すべてのAzureサービスを無償で使用できる
サインアップから30日が経過、あるいは22,500 円分のリソースを使用すると終了
- 途中で有償版にアップグレードすることで、無償版で作成したリソースを継続利用できる

サポートプランの種類によって、受けられる技術サポート内容が異なる

Basic
- 無料プラン
- 技術サポートは受けられない
Developer
- 営業時間に電子メールでのみ技術サポートを受けられる
Standard
- 24時間365日、電話と電子メールで技術サポートを受けられる
Professional Direct
- Standardと同様の技術サポート＋設計やオペレーションのサポート
- webセミナーによるトレーニングが提供される
Premier
- Microsoft全般の製品に対する技術サポート
- クリティカルな問題への最短15分以内の対応
- Microsoft技術者とのレビューや設計支援などのオンサイトサポート

Azureの基本的なSLAは99.9 %
仮想マシン(SSDストレージ使用)では99.9 %以上
可用性セットに作成された仮想マシンでは、99.95 %以上
可用性ゾーンに作成された仮想マシンでは、99.99 %以上
有料のAzure AD(Azure AD Premium)では、99.9 %
異なるSLAを持つサービスを組み合わせて運用している場合のSLAは、ことなるサービスのSLAの掛け算で決定される
無料のサービスにはSLAの保証はない
障害によってSLAが守られなかった場合、ユーザーに対してサービスクレジットという形で支払われる
- Azureの支払いに利用できるクレジット（例えば来月の請求金額をサービスクレジットで支払える）