Linuxには、いろいろなデスクトップ環境が用意されています。
Ubuntuでも、提供されているし、
Debianでも、提供されています。
Ubuntu Remixesというプロジェクトもあります。
今日は、UbuntuとDebianのGNOME環境で、snapdを削除して、flatpakを有効にした上で、
デフォルトブラウザをablazeさんのfloorpに変更したカスタマイズISOを次のURLにアップロードしました。
DebianのGNOMEは若干古めですが、その分、軽い感じです。
UbuntuのGNOMEは素のGNOMEな感じになっているか、ちょっと不安ですが、、、。
また、Manjaro-jpではVivaldiをブラウザとして採用していましたが、floorpに変更してみました。
Manjaro GNOME、KDEおよびxfceでデフォルトブラウザとして、floorpをプリインストールしてみました。
とりあえず日本語入力が使えて、ブラウザで動画が見れる(音声も出る)くらいのテストしかしていませんが、よかったら、遊んでみてください。
OSDNへのアップロードも完了しました。2022.10.25.のISOです。
参考リンク
Ubuntu LiveCDカスタマイズ
https://help.ubuntu.com/community/LiveCDCustomization
メモ
GNOMEのお気に入りアプリの初期値を変更するには?
/usr/share/glib-2.0/schemas/ 以下のファイルで設定されている
favorite-appsの項目を変更して、コンパイルすればOKです。
glib-compile-schemas /usr/share/glib-2.0/schemas/
メモ2
GNOMEの設定画面で選択する既定のアプリケーションの選択肢に自分のアプリを登録するには?
これらの設定は、次のフォルダ下で設定されています。
/usr/share/applications/ 以下に、ファイルの関連付けの記述が設定されているので、ここに記述を追加します。
ファイルの関連付けというのは、音楽ファイルなら、どのアプリを起動するか?、テキストなら?、メールなら?、といった関連付けのことです。
/etc/gnome/default.list (/usr/share/applications/default.listは/etc/gnome/default.listのsymlinkでした)
関連付けや、デフォルトアプリの記述については、~/.config/mimeapps.listもチェックしてみてください。
.listファイルは非推奨らしいです。.desktopファイルに統一される感じみたいです。
mimeinfo.cacheの更新はupdate-desktop-databaseコマンドを用います。
update-desktop-databse /usr/share/applications
xfce4の場合には、/usr/share/xfce4/helpersを参考にしてみてください。
.desktopファイル内のTYPEをApplicationではなく、X-XFCE-Helperにすることで、ヘルパーアプリとして結びつけることができるようです。
update-desktop-databse /usr/share/xfce4/helpers
flatpakアプリなら、下記のコマンドで反映されるようです。
update-desktop-databse /var/lib/flatpak/exports/share/applications
通常、flatpakアプリのインストール時に自動で更新されるので必要はないでしょうが、うまく行かない場合に試してみてください。
ぜひ自分好みのLinuxを楽しんでください。