パスキー(PassKey)のおかげで、より安心してログインができるようになるわけですが、使い方が煩雑だと、億劫になってしまいます。より簡単に扱えるようにしたいものですね。
LinuxのFireFox系ブラウザでアドオンとしてパスワードマネージャーのBitwardenを用いています。それを少し便利にするTipsです。
EdgeやChromeのアドオンのBitwardenでは、標準設定でパスキー(PassKey)も扱ってくれます。Firefoxの場合でも、少しだけ設定を変更して権限を与えることで、同じ操作感になりました。
次の設定をしていない場合、パスキーでのログインの場合、ポップアップでセキュリティキーのある端末の操作などを求められます。次の変更をしておくと、Bitwardenがパスキーも扱ってくれるので、そのままブラウザ内で操作が完結できます。
- 設定項目は、アドオンの標準設定に加えて、権限の設定で
Firefox とは別のプログラムとのメッセージ交換を有効にするだけです。
これで、ポップアップでブラウザ以外の操作を求められることなく、代わりにBitwardenの画面でパスキーを選択してログインできるようになります。パスワードもパスキーもBitwardenにお任せする感じです。
またLinux以外のOSでのブラウザの動作は、また異なるかもしれませんが、パスキーをブラウザで完結出来ていない場合、類似の設定がないか確認してみてください。
ちなみにパスワード管理はBitwarden、2段階認証はAuthyを用いていますが、別環境で同じ環境を構築するのが、比較的簡単なので気に入っている組み合わせです。