#はじめに
ひょんなことからpitagora-galaxyのみなさまとIIBMP2018でスライド発表してきました。
では、そちらをご紹介させていただきます。
※大会のスライドをちょっと変更しました。
・NCBIなどの公共データからダウンロードしたデータ。vsearchを利用して解析します。
・解析ツールを構築するためには様々なソフト、パッケージが必要なんです。大変!
・出来た!動いた! 共同研究者よ、君にもどうぞ!
・・・あれ動かない。。。
・Docker様の登場です。
・dockerイメージの説明です。いろんなイメージをダウンロードできるのです。おなじみのUbuntuやPythonなどの公式イメージもありますよ。
・自分でも作れます!Dockerfileを作成し、ビルドするとDockerイメージになります。
###たとえばこんな感じに書きます。
###※簡単に省略してます。
→完全版はこちら:petadimensionlab/docker_16s_vsearchのDockerfile
#利用するUbuntuのイメージ
FROM ubuntu:16.04
# ワークディレクトリを設定
WORKDIR /
# いろいろインストール
RUN apt-get update -y && \
apt-get update --fix-missing && \
apt-get install -y wget bzip2 ca-certificates curl git tar nano zlib1g-dev && \
# minicondaインストール
RUN wget --quiet https://repo.anaconda.com/miniconda/Miniconda3-4.5.4-Linux-x86_64.sh -O ~/miniconda.sh && \
/bin/bash ~/miniconda.sh -b -p /opt/conda && \
rm ~/miniconda.sh && \
/opt/conda/bin/conda clean -tipsy && \
ln -s /opt/conda/etc/profile.d/conda.sh /etc/profile.d/conda.sh && \
echo ". /opt/conda/etc/profile.d/conda.sh" >> ~/.bashrc && \
echo "conda activate base" >> ~/.bashrc
# ファイル、フォルダをコピー
ADD vsearch_ubuntu /vsearch_ubuntu #自作したPythonスクリプトフォルダ
ADD ./ref.tar.bz2 / #リファレンス類(自動で解凍してくれます)
# condaでいろいろインストール
RUN conda config --add channels defaults && \
conda config --add channels conda-forge && \
conda config --add channels r && \
conda config --add channels bioconda && \
conda install -y conda-forge::openjdk fastqc=0.11.7 trimmomatic==0.36=5 vsearch==2.7 mothur=1.39.5 #動作確認済みのバージョンを指定
・DockerfleはDockerhubにアップロードします。
・共同研究者や使用したい人がDockerイメージをダウンロードして各々で使用してもらえます!
###アップロード(build)方法は・・・・??
# dockerfileのあるディレクトへ移動
$ cd dockerfile/
# buildコマンド
$ docker build -t vsearh:1.0 .
( docker build -t イメージ名:タグ名 . )
細菌叢解析ツールの共有〜Dockerコンテナで幸せになる方法②〜に続きます!
##参考URL
効率的に安全な Dockerfile を作るには
大会スライドのフルバージョン(pitagora-galaxy公式Twitter)
細菌叢解析ツールの共有〜Dockerコンテナ〜
※本記事ですが、こちらをちょこっと変えただけだったりして・・・
・過去の記事リンク
RstudioCloudの使い方
Docker for Mac 勉強メモ〜インストール〜
Docker for Mac 勉強メモ〜コマンド集〜
超新人プログラマー(見習)がまず手にした本と参考にしたWEBサイト〜Docker編〜