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NoodlでCloudMQTTを利用する方法

Last updated at Posted at 2019-11-04

目的

Noodlの外部MQTTブローカーとしてCloudMQTTを利用する方法を備忘録として残しておこうと思います。

今回作ったサンプルプロジェクト

入力された文字の情報をCloudMQTTに送り、CloudMQTTからNoodlに情報が返ってくるというものです。
MQTTに繋げる意味あるのかって感じですが、本記事の目的はCloudMQTTの利用方法の備忘録なので...笑
project_cloudmqtt.gif

CloudMQTTの利用方法

1. CloudMQTTにアクセスし、Get a managed IoT broker todayをクリック。
スクリーンショット 2019-11-04 21.51.36.png
2. フリープランのGet Nowをクリック。
スクリーンショット 2019-11-04 21.52.30.png
3.CloudMQTTにログイン。
4.ログイン後の画面右上にあるCreate New Instanceをクリック。
5.Nameにインスタンス名を入力し、Select Regionをクリック。(今回はインスタンス名をtestとしました)
スクリーンショット 2019-11-04 22.15.45.png
6.AWSのデータセンターを選択します(今回はUS-East-1を選択しました)
スクリーンショット 2019-11-04 22.18.01.png
7.入力情報を確認したらCreate instanceをクリック。
8.インスタンスが作成され、AWS上にMQTTブローカーを立てることができました!
スクリーンショット 2019-11-04 22.25.26.png
9.作成したインスタンスをクリックすると、サーバー名、ユーザー名、パスワード、各ポート番号などが表示されます。これらの情報をNoodl側で使うので、この画面を開いたままNoodlへ移ります。
スクリーンショット 2019-11-04 22.27.51.png

NoodlでClowdMQTTを利用する方法

1.Noodlでプロジェクトを開いた後、Project settingsを開きます。
スクリーンショット 2019-11-04 22.47.26.png
2.MQTT欄のExternal Brokerにチェックを入れると、Broker URLの入力欄が出現します。
 Broker URLはCloudMQTTの情報を元に以下のように入力します。
 wss://【User】:【パスワード】@tailor.cloudmqtt.com:【Websockets Port (TLS only)】
スクリーンショット 2019-11-04 22.51.26.png
3.Send Messegeノードを作成し、Topicに/testと入力します。
 (最初に/を必ず入れれば、どんな名前でもOKです)
 左下にある+Portをクリックし、Payloadにmojiというポートを作成しました。
 (ポートも好きな名前でOKです)
 Send On Changeにチェックを入れます。
 (データが変更される度に、mqttブローカーへデータを送るということです)
スクリーンショット 2019-11-04 23.13.14.png
4.Text Inputノード(Text)からSend Messegeノード(moji)へ繋ぎます。
スクリーンショット 2019-11-04 23.11.17.png
5.Receive Messegeノードを作成し、Topicに/testと入力します。
 (Send Messegeノードで決めたTopic名と同じでないと、データを受け取れません)
 左下にある+Portをクリックし、Payloadにmojiというポートを作成します。
 (Send Messegeノードで作成したポート名と同じ名前出ないと、データを受け取れません)
スクリーンショット 2019-11-04 23.15.54.png
6.Receive Messegeノード(moji)からTextノード(Text)へ繋ぎます。
スクリーンショット 2019-11-04 23.22.16.png
7.プレビュー画面に文字を入力してみて、その通りに文字が表示されれば成功です!
スクリーンショット 2019-11-04 23.33.46.png

送受信されたデータの確認方法

CloudMQTTのWEBSOCKET UIをクリックすると以下のような画面が出ます。
この画面で、送受信されたデータを確認することができます。
スクリーンショット 2019-11-04 23.32.23.png
データが送受信されるとこんな感じ↓
文字が入力される度にデータが送られているのが分かります。
スクリーンショット 2019-11-04 23.31.44.png

おわりに

今回はNoodlの外部MQTTブローカーとしてCloudMQTTを使用しました。
他にも、外部ブローカーにはshiftr.ioなどがあります。
以下の記事が参考になると思いますので、気になった方はそちらもチェックしてみてください〜
MQTTブローカ"Shiftr.io" 入門
デザイン思考のプロトタイピングツール"Noodl"でノンコーディングIoT!

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