転職はしんどい
転職は準備がしんどい。
面接がしんどい。
お祈りメールがしんどい。
……しんどいことが、たくさんあります。
そんな転職活動を経て、無事に希望の企業から内定をいただいたので、この記事にまとめてみました。
僕と同じように転職で悩んでいる方の支えになれば嬉しいです。
※この記事は「転職ドラフト体験談投稿キャンペーン」に参加しています。
※文章は僕が書いていますが、ブラッシュアップにChatGPTを使用しています。
経歴
エンジニア歴5年目です。
未経験から2年ほど独学し、自社サービスを運営する事業会社に1人目のエンジニアとしてジョインしました。
字面だけ見ると不安ですが、安心してください。ベテランの方も一緒に入社していました。
……が、半年後にはその方が退職。
(僕のせいではありません!)
そこからは開発の傍ら、採用やチームビルディングにも関わり、気づけばリードエンジニアとしてチームを引っ張るようになっていました。
余談ですが、カジュアル面談でこの話をすると結構ウケが良かったです。笑
スキル・担当領域
バックエンドがメインで、アプリやフロント、インフラまで浅く広く触れるレベルです。
(フルサイクルエンジニアが近い?)
また、PdMやリードエンジニアなど、組織やチームに足りないロールを補う形で幅広く関わっていました。
転職を決意した理由
現職には特に不満はありませんでした。
特に、環境や人にはめちゃくちゃ恵まれていたと思います。
ただ、自分のスキルとプロダクト・組織のリソースにミスマッチを感じていました。
「もっと大きなプロダクト・組織でバリューを発揮したい」
その思いが強くなり、プロダクトが一段落したタイミングで転職を決意しました。
転職の軸
- エンジニア組織に裁量があること
- ユーザーファーストな開発ができること
- 現職より大きなプロダクト・組織であること
- 会社として登壇実績があること
- 地方在住なのでフルリモート可
これらの軸を満たすことを目標に活動を始めました。
結果まとめ
| フェーズ | 結果 |
|---|---|
| 書類選考 | 2社落ち |
| 1次面接 | 1社落ち |
| 最終面接 | 2社落ち |
| 辞退 | 2社 |
| 内定 | 1社 |
数としては少なめですが、軸にマッチする企業のみ選考に進めたため満足です。
転職はエネルギーを消費するので、キャパを超えないペース配分を意識しました。
複数社同時進行よりも、1社ずつ丁寧に企業分析を行う方が僕にはあっていました。
転職活動スタート!
まずはスカウト型転職サービスに登録し、市場感を掴むためにカジュアル面談を30〜40社ほど受けました。
主に以下を質問しました:
- 組織体制やエンジニア組織の裁量
- プロダクトの意思決定プロセス
- 開発とビジネスの距離感
同時に、経験の棚卸しも実施。
ここでChatGPTが大活躍しました。
経歴をざっとまとめてChatGPTに投げ、
→ 「どんな強みがあるか?」
→ 「どこが弱いか?」
を対話形式で深掘りしました。
(ちなみに、ChatGPTは基本的に褒めてくるので、**「辛口で評価して」**とお願いしてました笑)
この作業で得られた内容をもとに、履歴書と職務経歴書をブラッシュアップしました。
序盤は全滅。心が折れた瞬間
最初に志望度の高い企業2社を受けました。
結果は──
- A社 … 1次面接落ち
- B社 … 最終面接落ち
特にB社は本命だったので、マリアナ海溝くらい深い絶望の海に堕ちました。
面接の勘が戻らなかったのと、自己分析の甘さが原因でした。
その後、立て直そうとC社・D社に応募しましたが、どちらも書類選考落ち。
この時点で心が折れて、約3ヶ月間活動を休止しました。
正直、意気消沈ゴリラでした。
ただ、同時に「自分の訴求が弱い部分=本業でまだやり切れていない部分」だと気づき、
一旦転職活動を止めて、本業に全力投球することにしました。
この休止の判断はとても良かったと思っています。
再開後のアピールポイントが増え、強みが増しました!
転職ドラフトでの再挑戦
本業で成果が出てきたタイミングで、再びスキル棚卸しを実施。
客観的な評価をもらうため、転職ドラフトに登録しました。
転職ドラフトは最初にレジュメ審査がありますが、無事に通過。
添削結果で「チームの成果と個人の成果が分かりにくい」と指摘を頂きました!
立場を明確にしてレジュメをブラッシュアップしました。面接中も指摘を頂いた内容を意識して解答なども行なえたので、とてもありがたかったです!
いざドラフト指名期間へ
最初の数日は全く指名が来ません。
ただ、企業が自分のレジュメやGitHubを閲覧しているのが分かるので、
「見られてる…!」というプレッシャーと期待感がありました。笑
GitHub、意外と企業の採用担当が見てるので、整えておくと良いです。
(僕は整ってないまま突き進みましたが…)
最終的に指名期間の終盤で13件の指名をいただきました。
提示年収は現職+100〜250万円あたり。
ただ、提示が高すぎる企業はレベル感がズレることもあるので、
カジュアル面談で相互理解を深めるのが大事です。
そして、内定!
転職ドラフト経由で1社エントリーし、他媒体でも1社応募。
結果は以下の通り。
- E社 … 最終選考落ち
- F社 … 内定!
内定は転職ドラフト経由の企業でした。
転職の軸を全て満たしており、内容にも大満足。
(もちろん、入社してからが本番ですが!)
オファー年収は提示より少し下でしたが、総合的には非常に納得感のある結果でした。
まとめ
転職は本当にしんどいです。。。
でも、自分を客観視してスキルやキャリアの再定義をして見つめ直すいい機会でした。
落ちたことも、悩んだこともありましたが、最終的には納得のいく結果で終えることができました。
途中でも書きましたが、一旦立ち止まる勇気も時には必要だと思いました。
現職でやり切れていなかった部分をやり切った上で再挑戦したことで、自分に対する自信につながりました。
だからこそ、転職活動は「焦らず、自分のペースで進める」ことが何より大切だと思います。
おわりに
もし今、転職活動で苦しんでいる人がいたら伝えたいです。
落ちたときはショックですし、しんどいことも多いと思います。
それでも、転職は自分を見つめ直して少しだけ強くなれるきっかけでもあります。
無理せず、自分のペースで進めていけば大丈夫です!
僕もまだまだ成長途中ですが、一緒に頑張っていきましょう!