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【メモ】WSL2でUSB・USBカメラ📸 を使えるようにする環境構築

Last updated at Posted at 2024-06-25

※注意 まだ実際にWebカメラを使えるようになってませんのでご了承ください

この記事通りにやっても、WSL2でカメラデータを表示することはできません。御免っ!
最近これ関連の新しい記事が投稿されてたので、乞うご期待。
https://qiita.com/ryoma-jp/items/9db6cca5ed10f1aed7ff

→ 使えました:poop:(2023/10/27/13/31現在)

対象

WSL使い

環境

ノートPC

  • OS: Windows11 Home(22H2)
    WSL2
    • Ubuntu-22.04
    • カーネルのバージョン: 5.15.90.1-microsoft-standard-WSL2
      uname -r -vをWSL側で実行すると確認できます
    • インストール済み:
      linux-tools-generic hwdata opencv-python(Python3)
      usbipd
  • CPU: 13th Gen Intel(R) Core(TM) i5-13500H 2.60 GHz
  • ユーザー名: otogr
    ※ ご自身のWindowsの方のユーザー名をご確認ください。途中で何度か使います。

準備

  • usbipd
    PowerShellで以下を実行。勝手にusbipdというツールの環境設定までやってくれます。

    winget install usbipd
    
  • WSL側で以下をインストール(どうやらいらないかもだけど一応)

    sudo apt install linux-tools-generic hwdata
    

wsl2_linux_kernel_usbcam_enable_confのセットアップ

こちらのGithubリポジトリのREADMEに沿って進めていきます。
wsl2_linux_kernel_usbcam_enable_confは、WSL2の内部からUSBIPを使ってホストPCに接続されたUSBカメラにアクセスするためのカーネルをビルドするための設定ファイルだそうな、、、🤪

wsl2_linux_kernel_usbcam_enable_confのセットアップが無事成功したら、usbipdでwsl側へUSBデバイスのIPを追加します。WSL側で/dev/video*へ権限を与えればカメラ情報の表示を実行できるかと思います。

  • USBデバイス情報を一覧表示(Windows PowerShell)

    usbipd list
    
    image.png (390.4 kB)
  • 一覧から有効にする USB デバイスの BUSID を見つけ、 WSL2 にアタッチする

    (例)
    usbipd wsl attach --busid 2-6
    
    image.png (40.4 kB)
  • もう一度 usbipd list で確認すると アタッチしたデバイスの ”STATE”の表示が変わっていますね!

    usbipd list
    
    image.png (377.1 kB)
  • WSL2で確認/権限付与する

    • lsusbコマンドでUSBデバイスの認識を確認
      lsusb
      
      image.png (86.3 kB)

     増えたね

    • カメラデバイスへの権限付与
      sudo chmod 777 /dev/video0
      
  • 動作確認
    usbtest_cam.pyを実行する。
    実行しても何も映らない人は、Xlaunchの設定もした方が良いかもしれません。

以上!

うまくいくことを願います!

:page_facing_up: 過去のこの記事の内容

必要なツールの準備

usbipd-win

Windowsにインストール

  • 以下のコマンドを実行

    winget install --exact dorssel.usbipd-win
    

(もしくは、、、)

USBシリアルドライバを有効にしたWSL2 kernelに更新する

usbipをWSL2にインストール

sudo apt install linux-tools-5.4.0-77-generic hwdat

usbipコマンドを有効にする

これやるとsudoコマンドが使えんくなったから慎重にやらなきゃ

  • sudoersを開く

    sudo visudo
    (パスワード入力)
    
  • secure_pathの最初の方に「/usr/lib/linux-tools/5.4.0-77-generic:」を追加

    ~
    Defaults secure_path="/usr/lib/linux-tools/5.4.0-77-generic:/usr/local/sbin:(以下省略)"
    ~
    
  • Ubuntu側のユーザーをvideoグループに含める(USBカメラ/Realsenseのため)

    sudo adduser $USER video
    
  • usbipが2.x以降になってからPowerShellで下記エラーがでるようになったので、

    usbipd: error: WSL 'usbip' client not correctly installed. See https://github.com/dorssel/usbipd-win/wiki/WSL-support for the latest instructions.```

    以下を実行して修正する

    sudo update-alternatives --install /usr/local/bin/usbip usbip /usr/lib/linux-tools/5.4.0-77-generic/usbip 20
    

→ WSL, WindowsPowerShell再起動

USBアクセスの手順

1.USBをPCに接続する

このままでは まだWSL2上ではUSBデバイスは認識できていません

  • lsusb コマンドで確認してみます
image.png (56.9 kB) USB2.0/3.0のルートハブしか表示されませんね

2.Windowsターミナルを起動する

  • 「ctrl + x」+「A」
image.png (135.5 kB)
  • アクセスを許可する<YES>
image.png (50.1 kB) image.png (439.7 kB)

3.使いたいUSBデバイスをWSL2にアタッチする

  • USBデバイス情報を一覧表示

    usbipd list
    
    image.png (390.4 kB)
  • 一覧から有効にする USB デバイスの BUSID を見つけ、 WSL2 にアタッチする

    (例)
    usbipd wsl attach --busid 2-6
    
    image.png (40.4 kB)
  • もう一度 usbipd list で確認すると アタッチしたデバイスの ”STATE”の表示が変わっていますね!

    (例)
    usbipd wsl attach --busid 2-6
    
    image.png (377.1 kB)

4.WSL2で確認/権限付与する

  • lsusbで確認
image.png (86.3 kB)

増えたね

  • 2DLidarとかKobukiならポート権限付与するといけます。
    sudo chmod 666 /dev/ttyUSB0 /dev/ttyACM0

参考記事

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