AWS Elastic Beanstalkを実際に使用してみましょう。
アプリケーションと環境を作成する
サンプルアプリケーションを作成するには、 ウェブアプリの作成コンソールウィザードを使用します。Elastic Beanstalk アプリケーションを作成し、その中に環境を起動します。環境は、アプリケーションコードを実行するために必要な AWS リソースのコレクションです。
*オレンジ色のCreateApplicationボタンをクリック
必要に応じて、アプリケーションタグを追加します。
アプリケーション名はとりあえずサンプル用のアプリを作って見たかったので「sample」とします。
[プラットフォーム] でプラットフォームを選択し(下の方見切れちゃってますけどサンプルを選択しています。)
そして[アプリケーションの作成] を選択します。
これで5分程コーヒーでも飲みながら待っていると、、、。
環境の作成プロセス中、コンソールでは進捗状況が追跡され、イベントが表示されます。
こんな感じですぐに環境が設定できました!
すべてのリソースが起動され、アプリケーションを実行している EC2 インスタンスがヘルスチェックに合格すると、環境のヘルス状態が Ok に変わります。これで、ウェブアプリケーションのウェブサイトを使用できるようになりました。
サンプルアプリケーション用に作成された AWS リソース
サンプルアプリケーションを作成すると、Elastic Beanstalk によって以下の AWS リソースが作成されます。
各プラットフォームは、それぞれ特定の言語バージョン、フレームワーク、ウェブコンテナ、またはそれらの組み合わせをサポートするための、さまざまなソフトウェア、設定ファイル、スクリプトを実行します。ほとんどのプラットフォームでは、ウェブアプリケーションの前にウェブトラフィックを処理するリバースプロキシとして Apache または nginx のいずれかを使用します。そのプロキシがリクエストをアプリケーションに転送し、静的アセットを提供して、アクセスログとエラーログを生成します。
インスタンスセキュリティグループ – ポート 80 上の受信トラフィックを許可するように設定された Amazon EC2 セキュリティグループ。このリソースでは、ロードバランサーからの HTTP トラフィックが、ウェブアプリケーションを実行している EC2 インスタンスに達することができます。デフォルトでは、トラフィックは他のポート上で許可されません。
Amazon S3 バケット – Elastic Beanstalk の使用時に作成されるソースコード、ログ、その他のアーティファクトの保存場所。
Amazon CloudWatch アラーム – お客様の環境内のインスタンスの負荷をモニタリングする 2 つの CloudWatch アラーム。負荷が高すぎたり低すぎたりする場合にトリガーされます。アラームがトリガーされると、Auto Scaling グループはレスポンスとしてスケールアップまたはダウンを行います。
AWS CloudFormation スタック – Elastic Beanstalk はAWS CloudFormation を使用して環境内のリソースを起動し、設定の変更を伝達します。リソースは、AWS CloudFormation コンソールに表示できるテンプレートで定義されます。
ドメイン名 – ウェブアプリケーションまでのルートとなるドメイン名であり、subdomain.region.elasticbeanstalk.com の形式です。
と今回は以上です。