はじめに
※この記事はコマンドの覚書きがメインで、「パス」「カレントディレクトリ」などの説明ができていません。
その部分から学びたい方がいらっしゃれば、
「絶対パス 相対パス」「ディレクトリ」「コマンドライン」などの検索ワードで
図や写真が載っていて分かりやすい記事が見つかります。
✏️コマンドラインってなに?
わたしたちは普段、感覚的にコンピューターを操作しています。
例えば・・・「クリックしてサイトを開く」「右クリックでファイルを作成する、削除する」など。
(📝用語でいうとGUI)
これを、文字だけで操作するものをコマンドラインといいます。
ターミナル(windowsの方は違うものかもしれません)と呼ばれる場所で、
**コマンド(コンピューターへの命令文)**を入力します。
すると、文字だけでコンピュータを操作できます。
(📝用語でいうとCUI)
✏️メモ
私が学習する時に、「なんだろう」と思ったことを書き残しておきます。
■気になった「$」マーク
ターミナル(windowsの方は違うものかもしれません)を開くと、
最初から「$」マークが表示されているかと思います。
気にしなくて大丈夫です。
(パソコンによって表示が異なるようです。)
■これからコンピューターを操作する全体的なイメージ
$マーク(パソコンによって異なる可能性有)の右側にコマンド(コンピューターへの命令文)を打つ
↓
Enterキーを押す=コマンド(命令)を実行する
↓
打ったコマンドが実行されて、実行した結果が表示される
✏️どんなコマンドがあるの?
「$」マークははじめから表示されているので打たなくてよいです
コマンドを打ったらEnterキーを押します
■自分の今見ているフォルダの場所を確認する(pwd)
Present Working Directoryの略といわれているようです。
(📝用語でいうとカレントディレクトリ)
$ pwd
打てたらEnterキーを押して実行
■自分の今いるフォルダ内のファイルを全表示する(ls)
$ ls
打てたらEnterキーを押して実行
■隠しファイルまで全表示する(ls -a)
lsでは表示されていないファイルまで表示できます。
$ ls -a
打てたらEnterキーを押して実行
■ファイルの中身を表示する(cat)
$ cat ファイル名
打てたらEnterキーを押して実行
■フォルダを移動する(cd)
cd = change directory
今自分の見ているフォルダから別のフォルダを見たい時に使います。
※フォルダの場所を移動させるコマンドではありません
$ cd フォルダ名
# 打てたらEnterキーを押して実行
■ひとつ前の親フォルダに移動する(cd)
$ cd ..
# 打てたらEnterキーを押して実行
■いちばん番親のフォルダに移動する(cd)
(📝用語でいうとホームディレクトリ)
$ cd
# 打てたらEnterキーを押して実行
■フォルダを新規作成する(mkdir)
mkdir = make directory
$ mkdir フォルダ名
打てたらEnterキーを押して実行
■ファイルを新規作成する(touch)
$ touch ファイル名
打てたらEnterキーを押して実行
■ファイル・空のフォルダを削除する(rm)
$ rm ファイル・フォルダ名
打てたらEnterキーを押して実行
■中身のあるフォルダを削除する(rm -r -f)
rm = remove
-r = 中身を
-f = 強制的に
$ rm -r -f フォルダ名
打てたらEnterキーを押して実行
■ファイル・フォルダを移動させる(mv)
ファイル・フォルダを別の場所に移動させたいときに使います。
(📝パス→「プログラミング パスとは」などの検索ワードで解説記事がでてきます)
$ mv 移動させたいファイル・フォルダ名 移動先のパス
打てたらEnterキーを押して実行
■ファイル・フォルダ名を変更する(mv)
mv = move
$ mv 変更したいファイル・フォルダ名 新しく名付けるファイル・フォルダ名
打てたらEnterキーを押して実行
■ファイルをコピーする(cp)
cp = copy
$ cp コピーしたいファイル名 コピーした新しいファイルの名前
打てたらEnterキーを押して実行
■フォルダをコピーする(cp)
cp = copy
中身のあるフォルダごとコピーしたい時に使います。
$ cp -r コピーしたいフォルダ名 コピーした新しいフォルダの名前
打てたらEnterキーを押して実行
便利な機能
Tabキーの補完機能
コマンドラインには便利な機能があります。
コンピューターが「これかな?」と予想して単語を自動入力してくれる機能です。
例えば・・・shirokuma.txtというファイルの中身を見たいとき、
「$ cat shi」まで打って**Tabキー(キーボードの左はじっこくらいにあります)**を押すと
「$ shirokuma.txt」と自動で予想して打ってくれます。
入力ミスを減らせて時短にもなります。
おわりに
最後までご覧いただきありがとうございます。
間違いもあるかと思いますので、その際はコメントで教えていただけるとうれしいです。